借金体質からの脱出

本日は3年前に任意売却推進センターで

任意売却をなされた福岡県福岡市のお客様から
お電話をいただきました。
この福岡県福岡市のお客様とは
取引がまとまり残代金の決済の時に
わたしが福岡に出向いた時、
はじめてお会いしました。

それまでは電話と郵送にて
やり取りをしていましたので
お顔を拝見することはありませんでしたが
お会いしてみるとかなりやつれた様子でした。
それでも、
当初のお問い合わせの時のような
動揺もなく落ち着いていらっしゃいました。

この福岡県福岡市の方は
はじめての電話の時は、
どうしたらいいか分からず
悩みに悩んだ挙句の相談でしたから
電話の向こうからは焦りと不安が
伝わってきたものでした。

それでも相談を終わる頃には、
相談して良かった気が楽になった。
出口が見えたので夜も眠れそうです。
と喜んでいただけました。

あれから３年経った今日、わたしの携帯電話に
この福岡県福岡市のお客様から
着信がありました。

わたしは任意売却が終了しても

基本的に携帯電話の登録は消去しないので

この福岡県福岡市のお客様だとすぐにわかりました。

この福岡県福岡市の方がおっしゃるには、
あれから１年後に債権回収会社から一括請求が来た。
しかし、失業中で支払えないと、
そのままにしておいたら
その後、
簡易裁判所から裁判の出頭命令が来て
支払命令の判決がおりたとのこと。

それでも、
生活が厳しく支払えないので、
支払わずにおいたとのこと。
その後は、
電話はなく督促の通知だけが
３ヶ月に１回くらい届くだけだったそうです。

ところが今度は、
今年の２月に３月決算だから
一部金で減免するからと電話があり、
昨日払い込みをして正式に減免されたと
喜びとお礼の電話でした。
わたしのいったとおりになり
感謝していると。
あんなに悩んでいたのはなんだったのか。
任意売却推進センターに依頼して本当によかったと、
とても喜んでいらっしゃいました。

この福岡県福岡市の方は、
任意売却のあとは、
当然、借入も出来ないので
現金生活をしてきたのですが、
任意売却を機会に借金体質から抜け出せて
本当に良かったとおっしゃっていました。

住宅ローンの破産するまでは、
借金することは当たり前のことだという意識があり
毎月、月末になると請求書の山で
憂鬱になっていたそうです。
今では月末の請求書に頭を悩ますことなく
仕事も順調で家族とも、より絆が深くなり
毎日楽しく暮らしていると
おっしゃっていました。

確かに今の時代は、
クレジットカードやローンを組んで
モノを買ったり、支払ったりすることに
慣らされています。
「借金」という言葉をカモフラージュさせるために
クレジットやローンという言葉が使われ
誰もが疑問に思わなくされているのです。
お金を借りるということは
事業を行うために借りるのならいざ知らず、
個人の私生活では損な事です。
借りれば金利という形で、
必ず対価を支払わされるのです。

戦後のアメリカの日本植民地化のために
ローン・クレジット・リボ払いなど
「借金」という言葉を使わず、
借りさせるための策略に
まんまとハマってしまっているのです。

経済にボリュームを出すということでは
ローンやクレジットは大きく貢献しているのでしょうが
経済が伸びているときは給料も上がったし、
失業しても直ぐに、次の仕事が見つかりましたから
問題なかったでしょうが、
今の時代は先が読めませんのでどうでしょうか・・・・
それはそうとこういうお電話やお手紙をいただくことは
わたしにとっては最高の報酬です。
この任意売却という仕事のやりがいのひとつです。

これからも、一人でも多くの方の住宅ローン問題の解決の
お手伝いをしていこうと思います。