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常識的だと考えられていることで、現実には全く効果を発揮しないことがある。
僕の本業である広告だと「白抜き文字」が相当する。
写真を見てもおわかりのように、バックを白にする方が文字は読みやすい。
なのに、チラシで目立たせたいところを白抜きにする人が多い。
（プロのデザイナーでもやってしまう）
「お願いだがら白抜き文字はやめて」
というのが、このところの口癖になっている。
色をたくさん使うのも同じだ。
目立たそうとしてかえって読めなくなる。
日常生活の常識が効果を下げるのは目標設定と決意の時期。
だいたいが、正月や年度初めだけに目標を設定するが、次の目標の設定が1年後というのは時間がかかりすぎではないか。
毎日、目標設定、毎日決意。
成功している人はやっている。
ジョブスが、毎日自分に問いかけていたことを知っている人は多いが、同じことをやっている人は少ない。
そうしなければ、白抜き文字と同じく、大切なことが見えなくなる。
教えてくれた社長は、鏡に向かって毎朝、「お前は何をする人間なんだ？」と問えと言っていたけど。
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