薪ストーブの危険性 その1 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

鈴木 克彦
株式会社マクス 代表取締役
建築家
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薪ストーブの危険性 その1

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薪ストーブの第二回目は、危険性のお話し。
危険性を正しく知る事で、安全に薪ストーブライフを楽しむ事が出来ます。

薪ストーブを使用することによって考えられる危険性を列挙すると、
やけど
火災
一酸化炭素中毒
灰や火の粉の近隣への飛散
地震
があげられます。


やけどに関しては、次の項に記載しますが、薪ストーブでも「対流式」という暖房方式のストーブでは、ストーブが二重構造になっていて、表面はちょっと触った位なら、火傷をするほど熱くなることはありません。


火災に関しては、薪ストーブを使用することによって、残念ながら、日本でも年間に数件、火災が発生しているようです。
火災の原因には、2つあり、「低温炭化」と''「煙道火災」''です。

「低温炭化」とは、直接火に触れなくても、木等が長期間加熱されているうちに発火するもので、ガスコンロ周辺でも起こる現象です。

これは、前述のメーカーが推奨する保安距離(可燃物とはこれくらい離して設置しなさいという距離)を守らなかったことに原因があるはずです。
煙突もストーブ本体同様二重煙突というものがあり、屋根や壁や二階の床を貫通する部分で、二重煙突を使わないなど、不正確な施工による火災が多いと聞きます(煙突メーカー談)。

また、「煙道火災」とは、煙突の内側に貯まったタール分が発火する現象です。
タール分は薪ストーブを使用すると煙突内に必ずこびり付きます。
針葉樹、特に松を燃すと、タール分がより多くこびり付きます。

しかしながら、年に一度の煙突掃除をすれば、煙道火災は起こりえないと思います。

薪ストーブとメンテナンスは切っても切れない関係です。
メンテナンスを楽しめない方は設置は諦めましょう。

続きは、「危険性 その2」で…