- 工藤 英一
- Qualia-Partners 代表
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
人口数万人の地域にあるお店は、どこも大変です。
1.多くの市や町では、人口が減少しながら高齢化が進んでいます。
20~50歳の人口が減り、60台が変わらず、70歳以上が増え、高齢化で車が運転できなくなる方も増えていきます。
そのため、お店は、多くの場合、お客様は50代~70代くらいの方が中心になります。
また、売上げのほとんどは長年お付き合いのある顧客の方になり、売上は年々落ちています。
当然、DMを出していますが反応が良くなく、チラシなど元が取れません。
それに追い打ちをかけているのが、アウトレットパークのような広域商圏をもつショッピングセンターです。
その結果、「安くていいものを売っている外のお店に行って買う」と考える方が増えています。
これらの方は、車で1時間半かけてでも、買いに行きます。
また、アマゾンを使えば、家や通勤途中でも夜中でも、なんでもでも注文ができ、しかも安く買えます。
■この状況下で、地元のお店が普通にやっていけるわけがありません。
品揃えや価格で勝負することはあきらめ、他の方法で差をつけるしかありません。
しかし、幸い、お年寄りが増えているのは、お店にとって追い風になるはずです。
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