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快眠コーディネイター 力田 正明
Sleepercise (スリーパサイズ) 代表
大阪府
快眠コーディネイター

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茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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睡眠専門家の睡眠知識講座 脳の情報伝達のしくみって?

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◆みなさん! 脳の神経細胞って、どんな構造になっていると思いますか?

  ・・・・アメーバーみたいに広がっていくイメージでしょうか?

 

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◆ まず脳の神経細胞の働きは、ある神経細胞に伝わってきた情報を次の神経細胞に伝えることです。情報の形は、細胞膜の電気的興奮(信号)です。それではどのような形で伝えるのでしょうか?

 


<ここがPOINTですが・・・・>

 神経細胞間は、「結合」ではなく「接合」なんです。

 この構造を「シナプス」とよびます。神経細胞から送られてきた電気信号を伝えるために、シナプスの隙間(シナプス間隙)に「神経伝達物質」というものが存在しています。

 私は最初知ったときは、驚愕に近い感動を覚えました。いま話題になっている「セロトニン」もその神経伝達物質の一つです。これが欠乏すると、「うつ病」を発症しやすいといわれています。


 ◆ 電気信号が神経細胞の先端に伝わると、シナプスに神経伝達物質が放出されます。その物質が次の神経細胞を刺激することで、次の神経細胞に活動電位として刺激が伝わります。その放出された神経伝達物資を受け取る部分を「受容体(レセプター)」といいます。情報の千本ノックを受け取るキャッチャーのようなイメージです。(←余計わかりにくい例えですよね。笑)


 ◆ 簡単に言うと、神経細胞内では電気的信号として刺激が送られ、キャッチボールの距離(シナプス間隙)の所は、神経伝達物質という化学物質を介して伝わります。そして次の神経細胞に電気的信号として伝達していきます。


 ◆ 「抗うつ剤」は、このシナプスにあるセロトニンをターゲットにしています。 

 

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