- 塚本 有紀
- フランス料理・製菓教室「アトリエ・イグレック」 主宰
- 大阪府
- 料理講師
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
5月13日
今日もふたたびマルシェに。帰国後の教室で使う材料を買いに!
モトピケのマルシェ
marche grenelle
boulevard de Grenelle Paris 15e
水曜日7hから14h30
日曜日7hから15h
今回はなんだかずっとアスパラを追いかけています。もうすぐ白は終わり。ゆく春を惜しんで・・。
ランド産を10本ほど買いました。
こちらはアスパラのソヴァージュasperges sauvage
まだ(5月13日の段階では)出始めです。茹でると少しぬるっとして、おいしいもの。1束7ユーロなので、そこそこの値段がします。これももちろん買い!です。
フランスでキャベツといえばまずはちりめんキャベツchou friseですが、こんなつるっとしたのもあります。
やっぱりここにも「牛の心臓」トマ トtomate coeur de boeuf
フランスのインゲンはまっすぐしゅっとしています。細ければ細いほど上等!
ルジェ・バルベrouget barbet は日本語では「ひめじ」ですが、あまり見かけず、いつも残念な思いでいます。
ルジェは味がこく、おいしく美しい魚です。もう少し肌が赤紫色に近い小さいルジェがなおいっそう美しいのです。いつも授業で「ほんとはヒメジrougetが使いたいのですが・・・」などという話をよくするので、これは教室の料理クラスのみなさまに。
同じく、料理クラスの方に。
saint-pierre 的鯛
サン・ピエールとは「聖ペテロ」という意味で、体の中央に円形の黒っぽい斑があります。聖ペテロが税金を納めるために、この魚の口から金貨を取り出したときについた指の斑なのだそう。
この魚は日本にも普通にいるのですが、たまたま市場に並ぶだけで、欲しいときに手に入らないのが難点です。おいしいのでブイヤベースや魚のスープにはぜひ入れたいのです。
あぁ、また「使いたい! スープ・ド・ポワソンが作りたい」という思いでいっぱいに。
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