- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
本堂が改修工事直後なんだそうで、なんとも古き趣を残しつつ、いぶし銀の瓦の真新しい輝きや、木に洗いをかけた感じがなんとも新鮮でした。
ところで写真でわかりますかね?垂木や梁などの小口が白く塗られているんですけど。
今まで気づかなかったのか、それとも古びた寺社しか見ていなかったのかはわからないんですが、初めて見ました。
法事の後、住職さんに訊ねましたら、
「あれは、木の保護のために昔からある手法なんです」
ですって。塗料の種類までは特定できなかったんですが、なるほど。
実用的な理由での塗装なんでしょうが、意匠的にもなんだかいい感じでしたよ。