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火災保険の構造級別について

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『火災保険の構造級別の見分け方』

皆さんは火災保険に加入する時に、物件用途構造級別という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

これは、火災保険の保険料を計算する上で必ず必要に確認しなくてはならない事柄です。

最近では、インターネット等で火災保険について調べられる方も非常に多くなっています、しかしご自身のお家の物件用途や構造級別が何なのか分からなければ、いくらネット等で調べてもやはり分からないままです。

ここでは、ご自身の住宅の用途や構造級別がなにになるのかを見分ける方法を分かりやすくご説明したいと思います。

◆火災保険の用途、構造級別について

火災保険がその対象となる建物の構造と用途によって保険料が異なることはご存じの方も多いと思います。

では、その構造にはどのような種類があってどのように区分けされているかご存じですか?

単純に「コンクリート造」や「鉄骨造」「木造」位の違いは大体お分かりになるかと思います、では建物の構造が火災保険の分類では、どのように分けられているかは、なかなかご存知の方も少ないと思います。

建物の構造級別の判定は、数年前の保険料の過払い問題の原因の一つでもありました。

火災保険の契約を普段何気なくしているものの、意外とこれらの関係まで細かく見ないものです、しかし構造級別の違いによって火災保険の保険料が大きく変わってきますのでこの機会にしっかりと覚えておいて下さい。

◆火災保険の物件は用途によって分類する。

火災保険では、保険の目的となる物件の用途によって次のように分類されます。

・住宅物件   

・一般物件   

・工場物件  

・倉庫物件

対象物件がこれらのどれに該当するのかを判定をします。それによって付帯する火災保険商品や保険料率が変わってきます。

住宅物件とは、一戸建てやマンションなどの主に住居として使用される専用住宅や共同住宅などが主に対象となります。

一般物件は事務所や店舗その他の3物件を除く物が対象になります。(お店を併用している物件は一般となりますのでご注意下さい)

工場物件や倉庫物件はその名の通り、工場や倉庫として使用されている建物です。

◆火災保険の構造級別

このページではよく使用される住宅物件、一般物件について説明させていただきます。

火災保険はその建物の主要構造部が何でできているかで保険料に大きく違いがあります。
これは主要構造部の違いによって、火災の時の燃焼の広がり方や災害の時の損害の程度が違ってくるためです。   

主要構造部というのは具体的には、「柱」「はり」「床」「壁」「屋根」「小屋組」と言った部分です。

しかしこのような判定基準は2010年の火災保険の改定によって簡素化されています。

どのように簡素化されたかと言いますと、建物の種類これは具体的には柱の材質のみの判定や耐火性能によって構造級別の判定を行うようになりました。


火災保険の構造級別の種類
それではここから一般的な火災保険の構造級別にはどのような種類があるのかを見てみましょう。

住宅物件、一般物件それぞれ3区分に分類されています。

住宅物件はM構造・T構造・H構造の3区分一般物件は1級・2級・3級の3区分となります。

この構造区分に伴って保険料次のような関係になります。

住宅物件保険料:M構造<T構造<H構造

一般物件保険料:1級<2級<3級

M構造、1級に近づくにつれ火災時には燃えにくい、災害時には損壊しにくいといったことから保険料も安くなっていきます。

ではそれぞれ各構造級別の中身を見てみましょう。

◆住宅物件

住宅物件

M構造

コンクリート造建物・コンクリートブロック造建物・レンガ造建物・石造建物に該当する共同住宅

耐火建築物の共同住宅

T構造

コンクリート造建物・コンクリートブロック造建物・レンガ造建物・石造建物・鉄骨造建物

耐火建築物・準耐火建築物・省令準耐火建築物

H構造

上記M構造、T構造に該当しない建物

 ◆一般物件

一般物件

1級

コンクリート造建物・コンクリートブロック造建物・レンガ造建物・石造建物・耐火被覆鉄骨造建物・耐火建築物

2級

鉄骨造建物・準耐火建築物・省令準耐火建築物

3級

上記1級、2級に該当しない建物

◆火災保険の構造級別の判定の仕方

それではこれらの構造判定はどのように行うのでしょうか?

まず、確実なのは新築時の各資料を見る事です。

・建物の種類の確認

 建築登記簿謄本

宅地建物取引業法に基づく重要事項説明書

 不動産取引の書類

・耐火建物・準耐火建物・省令準耐火建物の確認

 施工会社や住宅メーカーなどの業者からの証明書

 住宅支援機構特約火災保険の保険証券

 パンフレットや施工使用書(省令準耐火建築物の確認)

 建築確認申請書(耐火建築物、準耐火建築物の確認)

ただ、これらの書類は購入、建築してから何十年も経つと書類がどこにいってしまったか分からなくなっている方も多いことでしょう。

そこで、ご自身の住宅の次のような部分を見て下さい。

◆構造級別の見分け方

 

床下収納庫、または床下点検口の中を覗いて下さい、そこで木の土台及び木の柱が見ることができれば、住宅物件ではH構造、一般物件では3級の構造となります。

また、鉄骨の土台や柱を見ることができれば住宅物件ではT構造、一般物件では2級の構造となります。

 

床下点検口等がないという建物では、小屋裏点検口を覗いて下さい。小屋裏点検口は、通常クローゼットの中の天井にあるケースや、和室の押し入れの天井の天板が一部取り外せるようになっている部分になります、最近ではユニットバスの天井にも点検口が設置されています。この部分から覗いていただくと、小屋梁や小屋束または柱の上部が見えます。床下の場合と同様に木で建築されていれば住宅物件ではH構造、一般物件では3級の構造となり、鉄骨で建築されていれば住宅物件ではT構造、一般物件では2級の構造となります。

ここで注意が必要なものが、省令準耐火建築物です。

省令準耐火建築物は床下や、小屋裏を見ただけでは判別できません。なにで判別するかというと、

・施工会社や住宅メーカーなどの業者からの証明書

・住宅支援機構特約火災保険の保険証券の構造級別にC´構造と記入してある

・パンフレットや施工使用書に省令準耐火の記載がある。

上記の方法が確認する方法となります。

また、もう少しお手軽な見分け方は、確実な方法ではないですが、次のような方法もあります。

鉄骨造は 鉄骨の柱と梁の骨組みに床と壁を付けたものです。 外壁はサイディングボーとか 金属パネルなどの細長い材料を 連続的に使うことが多いです。
あるいは 大判のボードの上に タイルを貼ったり塗料を吹き付けることもありますが1mピッチか2mピッチくらいで ボードの切れ目のラインが見えています。
一方、コンクリート構造ではコンクリートの箱で 構成されていますから床も壁も コンクリートで出来ています。外壁には タイルを貼られる場合や ツブツブの塗料を吹き付ける仕上げや ペンキで塗る仕上げもあります。
外壁で 支障のないところを 軽く ゲンコツで たたいてみてください。
鉄筋コンクリート造だと 中が詰まっていますからドシッとした感触です。 鉄骨造だと 下地がボードで 中が空洞なのでコンコンいったりします。 塗装の部分が 一番わかりやすいですがタイルの部分でも 結構 わかります。あるいは 外部階段まわりを見てください。
階段が コンクリート造でしたら 本体もコンクリート造でしょう。
階段が 鉄骨階段の場合は 鉄骨造の可能性が高いです。

 このような点を確認し一度ご自身の大切なお家の構造をしっかりと確認してみることを、お勧め致します。

火災保険は構造級別によって保険料が大きく変わります、保険料の払いすぎ等にならないようにしましょう。

また、火災保険を見直して保険料が大幅に削減できたというケースが多くあります。

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