第21回視覚障害リハビリテーション研究発表会・参加

吉野さんが半年ぶりに当校を訪ねてくれました。

吉野由美子さん

視覚障害者リハビリテーション協会会長・元高知女子大学准教授

最初に、平成24年6月15日から開催される「第21回視覚障害リハビリテーション研究発表会」を紹介させていただきます。

第21回視覚障害者リハビリテーション研究発表会：主要テーマ‐高齢者

期　間：平成24年6月15日（金）～24年6月17日（日）

場　所：埼玉県所沢市所在、国際リハビリテーションセンター

詳　細：以下サイトよりご覧ください。

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吉野さんとのお付き合いは20年にも及びます。それより以前から長年にわたり「見えない・見えにくい」方たちのためのリハビリテーション推進に貢献しておられます。

3年前にはモントリオールで開催された国際会議Vision 2008にて「Scuba diving and its effect on vision capability for people with visual disabilities - From a case study of one visually impaired diver」というタイトルで、視覚障害をもつご自身の体験を基にしたポスター発表をされました。

吉野さんはスキューバダイビングを長年楽しんでおられ、その中で海中に棲む美しい生物を見たいという欲求が高まり、見る能力を向上させ、さらには実際に見ることの困難だったものが見えるようになっていったそうです。スキューバダイビングというレクリエーション活動が見る楽しさを増進し、視覚リハビリテーションに役立ち、その可能性を広げていくということを報告されました。

 下肢障害のため重力から解放されるスキューバダイビングの世界には偶然出会っただけとおっしゃっていましたが、リハビリテーションへの貢献という強い気持ちが生んだ業績を楽しそうに語ってくださいました。視覚活用能力の向上のため、リハビリテーションプログラム構築に向けてひた走る吉野さんには永遠の若さを感じ、強く惹かれてしまいます。

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