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中島 通泰
中島 通泰
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閲覧数順 2016年12月03日更新

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庭園と建築を繋げる/外腰掛

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設計の方法

庭園デザインを建築設計と切り離して考えることはできません。なぜなら調和がとれた庭園と建築はお互いを引き立てあうからです。庭園を計画する際には、建て主、設計者、造園業者の三者で協議することが大切です。

樹種の選定は建て主の好みによるところが大きく、また手持ちの石や蹲踞・燈籠などを組みなおすことで庭の印象を変えることができます。好みの樹種を中心に針葉樹と広葉樹のバランス、高木・中低・灌木のバランス、燈籠・蹲踞・石などの配置バランスなどを考え、植栽部分の合間に建築が美しく見えるような余白部分を作ります。周辺の景色を背景や借景などとして取り込むことも重要になります。

 

檀家さんがお墓参りの際に利用できる東屋のような休憩施設を境内に設けたいとのお話から計画が始まりました。本堂裏にある手洗いと休憩所に至る小庭は足元が悪く不便とのことでしたのでこの庭に手を入れ、雨の日でも濡れずに行けるよう渡り廊下を兼ねた腰掛をL字型に配することとなりました。敷石に使われていたゴロタ石で土止めの石垣にしたり、石を組みなおしたり、既存の松や椿の枝ぶりを生かすように腰掛の位置を決めたりするなど既存の樹木や石材を生かすことを心がけました。腰掛に座ると本堂に向くことになりますので視線を遮りくつろげるような遠近感の出る小庭を、手洗い前には直接内部が見えないよう坪庭を、それぞれ建築と調和するように設けられました。

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