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マンションの「杭の深さ」と「地盤」とのアヤシイ関係とは?

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よく、マンションの販売モデルルームなどで、営業員から、例えば、
『このマンションは、杭を地中60mの深さまで、数百本も打っているので安心です!』などといった説明を受けることがあります。

マンションを売っている、いわばプロからそれらしく説明されると『そうか、杭を60mもの深さまで、しかも数百本も打っているのなら安心だな』と思ってしまいます。

分譲マンションは、ほとんどの場合、地盤の堅さを示すN値50以上の支持層と呼ばれる堅い地盤に届くまで杭基礎を深く打ち込んで、建物を支えています。

しかし、杭の長さが長いということは、堅い地盤である支持層が、それだけ深いところにあるということです。
つまり、地盤があまり良くないということを示します。
ですので、この言葉は間違いであることが多いです。

杭が深く打ち込まれているほうが安心なように感じますが、実は反対です。
杭が長くなればなるほど地震の揺れが大きくなる可能性が高くなります。

地盤がよいとされる場所は、地表近くに堅い地盤(支持層)が確認される場所ですので、逆に杭の長さは短くなるのです。

以前、『「湾岸タワーマンション」は「首都直下地震」が起きても安心か?』のコラムでもお伝え致しました通り、東京は(島部を除き)、90年近く、「震度6」以上の揺れを経験していませんので、震度6以上の揺れが実際に起きたら、杭を地中かなり深くまで打っているマンションがどうなるのか?は誰にもわかりません。

人生のなかで恐らく最も高額な買物となるマンション。
きちんと、理解した上で購入したいものです。

後藤 一仁

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