- 豊田 健一
- 一般社団法人 組織内コミュニケーション協会 専務理事 兼 『月刊総務』編集長
- 広報コンサルタント
対象:広報・PR・IR
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
ある企業さまを訪問
企業のVisionを伝達したいとのこと
本部にいらっしゃるマネージャークラスは、勉強会などでしっかりと刷り込まれている
一方、現場、特に地方拠点では、独自の理解で伝達、浸透への取り組みを実施している
そもそも、なぜ、この企業が、Visionの浸透に取り組むかというと、
お客さま先に常駐して仕事をしているからである
常駐先の指示のもと、日々の業務を行っており、
自分の会社という所属感を持てないからである
自社への所属感、求心力を高めるべく、Visionを作成、
その浸透に力を入れているのだが、
そもそも、自分の会社のことを、現場の社員は知っているのだろうか
いきなりVsionを提示する前に、実は、自社のことを知るべきではないか
そのような意見がご担当者から発せられた
自分の会社のことを知ることにより、
もしかしたら、Visionがなくても、求心力が働くのではないか
逆に、自分の会社のことを知らずして、Visionがあったところでどうなのだろうか
よって、まずは、部門紹介、拠点紹介、自社の製品紹介を
社内報のキーコンテンツとして、自社を知るというフェーズが完了してから
Visionの浸透に取り組もう
そのような段取りに落ち着いた
まずは知ることから
組織内コミュニケーションの始めの一歩ではないかと思う
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