- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:Webマーケティング
- 森 美明
- (Webデザイナー)
- 和久井 海十
- (ITコンサルタント)
GoogleのSSL化余波?~検索フレーズは取得できるのか?~
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GoogleのSSL化余波? ~ウェブマーケティングに必要な検索フレーズはどこまで取得できるのか?~
1.はじめに
2012年3月6日、google.co.jp(日本のGoogleサイト)において、一部の検索結果に対してSSL化が始まりました。この結果、Gmail等Googleの提供するサービスにログインしているユーザが、Google検索エンジンで検索した場合、リファラー情報に検索フレーズが入らないように仕様が変更されています。この変更はEU等において、情報保護の訴訟が広がっていることが原因と考えられます。
その結果、アクセス解析において、上記に該当する結果については検索フレーズを取得できないという状況になりました。
これは「自然検索による流入」のみ適用され、Google AdWords広告からの流入の場合にはGoogleにログインしているユーザについても検索フレーズの取得が出来ます。
この改変の結果、検索フレーズが取れなくなるケースはどの程度あるのか、oogleにログインして検索を行うユーザがどの程度いるのかを知ることは、ウェブマーケティングを担う人にとっては必要なことです。
そこで、株式会社環では、シビラのデータを元に、サイトごとに検索フレーズが取得されない率を計測しました。
2.総括
Googleで検索され流入したトラフィックのうち、検索フレーズが取得できない(シビラでは「---未取得---」と表示)率(以下未取得率)は全体では12.1%でした。
分母は「Googleからの流入数」、分子は「未取得とされた数」です。
ですから、Yahoo!からの流入が多いサイトについては、影響度は少ないですし、Googleからの流入が多いサイトについては影響度が大きくなります。
詳細やデータは下記をご覧ください。
http://www.sibulla.com/column/report_website_analize_2012_05_01/
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