情報の取捨選択 - 住宅・不動産トラブル全般 - 専門家プロファイル

富田 佳一
株式会社グラウヴェン 
東京都
不動産投資アドバイザー

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対象:住宅・不動産トラブル

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■定期借家

意外とですね、未だに普通借家を選択されているオーナーが多いことに気付いたゴールデンウィークでした。
確かに、定期借家は通知事項や書類の枚数が多いことから普通借家に比べ些か面倒ではありますが、万が一のトラブル時の手間暇を考えればどうと言うこともない程度です。

まあ、不動産会社主導の不動産経営では、不動産管理会社の意思が大きく反映されるという悪しき商慣習があるのも事実ですが、それにしても、普通借家絡みのトラブルを抱えているオーナーが多いですね・・・
もちろん、どちらを選択するのかはオーナー次第でありますが、賃貸業務に対する意識の低さが招くトラブルほどばかばかしく滑稽なことはありません。

■明日も分からない時代

◇フランスでは社会党のオランド氏が新大統領
緊縮財政→反対・財政出動により雇用を下支えしようという考え
◇ギリシャの総選挙では連立与党が過半数割れ・連立与党は欧州連合と緊縮財政を約束していました。
◇その他、スペインの銀行の不良債権に対する不安
※フランス、ギリシャ共に反緊縮財政を掲げる勢力が躍進しました。

◇一方ドイツでは・・・
メルケル首相はユーロを維持するために地中海の国への金融支援をしたいのですが、国民の理解を得ることが出来ない現状からユーロは売られ続けて1ユーロ103円付近で取引されています。
◇米国株式市場JPモルガン・チェースの20億ドルの取引損失ボルカー・ルールによる金融機関の自己勘定取引を制限する法案を審議中です。
ボルカールールの曖昧さを露呈した形になったということなのでしょうか。

このように、インターネットのおかげで世界各国の様々な情報を手軽に手に入れることが可能になりました。
しかし、情報伝達のツールがインターネットにシフトしただけであって、情報戦争は時代が変わっても当然のごとく行われ続けています。
それゆえに、情報が溢れかえっている今だからこそ、なおさらに何でもかんでも鵜呑みにするのは危険です。

■不動産投資にスポットを当てます

◇単眼思考
実物資産である不動産投資が注目されてからそれにまつわる書籍が数多く出版されていたり、その他の手段で情報が発信されていますが、大抵はポジショントークを基本に作成されています。
例えば、パッケージローンを利用することが前提の不動産投資であったり、数年前に流行った属性を活用したフルローン投資手法など、どれも間違っているとは思いませんが、万人に適しているとは言えません。
従いまして、「これが正しい」だとか、「これ以外はあり得ない」などと誇張する不動産業者や不動産投資家には気を付けましょうということです。
ああ、それも一つの手段なのだなという程度の認識でいることが大切です。

■単眼思考2

◇20万円超のレジ
水商売ダメ外国人ダメ
立地は微妙・競合は多数GPIは下げない、逆に上げられないのか?
この条件で、客付してほしい。
へ・・・?と言いたくなることもあります。
そもそもNOIを高めたいのなら多少のリスクはともなうものです。
それに、これくらいの家賃帯のお客さんは、それなりにその業界で活躍しているわけですから、審査する着眼点と契約形態に変化をつければある程度のリスクは回避できます。
○○人はダメとか、○○系はおkだとかで判断するのはあまりにも滑稽です。
逆に、その国の人の生活習慣を利用してNOIを上げる(例:ルームシェア形態)ことも出来るのであって、やはりお客さんを理解することが大切です。

つまり、ペーパーはペーパーでしかないということでありますし、これまでのようなタブロイド思考ではこれからの不動産経営は難しいものになります。

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