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閲覧数順 2024年04月18日更新

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大学に「ハローワーク」相談員常駐へ

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本日の日本経済新聞1面記事。

大学にハローワーク窓口 就職支援へ500カ所に相談員 13年度から、地元中小など紹介


厚生労働省が、ハローワークの窓口を全国500カ所の大学に設置し、専門相談員を常駐させる方針を固めたとのこと。



規模の小さい大学など、専門の相談員やカウンセラーが十分でない学校には良い効果が見込めるのではないでしょうか。
一方で、現存するキャリアセンターや就職課との取り組みとうまく連携して、学生にとって使い勝手の良い仕組みを作っていくことが課題となる気がします。


そして一番大切なのは、国の施策でも既存のサポート体制でも「いかに学生に利用してもらうか」だと思います。

いま私は大学で相談業務にたずさわっていますがが、「就職活動が上手くいっていないにも関わらず相談サービスや学校主催のセミナーを利用していない学生」をどのようにサポートしていけるか、ということが課題だと感じています。


学校側から未内定者に電話やメールで連絡をしたり、学内掲示や学生用サイトを通じてセミナーの告知をしたり、と各大学いろいろな工夫はしていますが、「就職課やキャリアセンターを一度も利用したことがない」という学生はけっこう多いです。


いくらハローワークの窓口を設置したところで、利用者が増えなければ意味がなくなってしまいます。


窓口を設置するだけでなく、同時に低学年からキャリアについて考える機会を増やし、どのようなサポートを受けられるのか周知徹底していくことがますます必要になってくるのではないかと、この記事を読んで改めて感じました。

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