フルスクラッチの危険性 - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

竹波 哲司
株式会社バンブーウエイブ 代表取締役
Webプロデューサー

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閲覧数順 2024年04月17日更新

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フルスクラッチの危険性

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Webサイトについて
過去何度もWebサイトをフルスクラッチで構築する現場に携わってまいりましたが、
毎度いろいろな問題が浮上しました。
(フルスクラッチとは、すべてのソースをオリジナルコーディングすることです。)

■困った問題
・要件がなかなかまとまらない
・リリース後バグが収束するまで時間がかかる。
・追加改修を同じベンダーに任せるしかない
・費用がかさむ可能性が高い

→いずれもコストに跳ね返ってくる問題です。

ここで、よくあるWeb制作フローを確認していただきたいのですが、

制作フロー
・要件調整
・要件を仕様化して設計
・制作
・テスト
・(セキュリティー診断)
・リリース

となります。

フルスクラッチである場合、すべての作業工程が長くなる可能性があります。
扱うユーザー情報の重要性によっては、セキュリティー診断も必要となります。

オープンソースcms利用の場合


オープンソースcmsを使うことで、こうしたリスクを軽減することができます。

・要件調整
要件は多々あるとは思いますが、プラットフォームが決まっていますので、考える範囲が限られます。

・制作・テスト
制作は必要な箇所だけの制作になりますので、フルスクラッチよりも軽微な修正・確認で済むことが多いです。

・セキュリティー診断
多くの人に利用されている実績がありますので、基本的な部分についてはある程度セキュリティーは確保されていると判断できます。


フルスクラッチで構築するほうが、自由度は非常に高いのですが、その陰に潜む危険性についても考慮して、オープンソースを利用できる部分があるのかどうかも検討していただきたいと思います。

オープンソースcmsを使った開発において、
「要件に対して、どのオープンソースcmsをどのように利用して、どういった機能をカスタマイズするか」を決める部分が一番の鍵になってきます。
弊社では、こういった部分のコンサルティングも行っております。

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