睡眠専門家の睡眠知識　ＧＷ特別連載　睡眠と夢　3

◆　みなさんからの質問も多い　「夢」　について、ＧＷ特別連載コラムとして発信します。

夢自体が、神秘的な現象なので、リラックスしながら、読んでください（＾＾）。

◆　3回目のテーマは、「夢はいつみるの？」　です。

さて、みなさん！　いきなりですが、夢は　「いつ見る」　と思いますか？

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◆　最近、Ｄｒなどが書かれた睡眠本も、多く出版されているので、

　　　　　「　レム睡眠　」　の時という回答が多いのではないでしょうか？

　　そもそも、この知見の研究は、１９５７年　デメントとクライトマンが

　　「　睡眠中の眼球運動と夢見との関係」　を報告されたことによります。

　　★　その時の、調査によると、

　　レム睡眠下で夢を見た人は、約８０％なのですが、

　　ノンレム睡眠下でも夢を見た人は、そのときは、７％に至りました。

　　・　その後の研究でも、レム睡眠は、８０％近くが多いのですが、

　　ノンレム睡眠は、０－５０％という幅があります。　ここでも、個体差（個人差）がありますよね。

　　・　面白い知見としては、

　　　　　レム睡眠で起こされたときの夢は、鮮明な映像のある視覚的な夢です。

　　　　　しかも、「はっきりした感覚イメージ」があります。　

　　　　対して、

　　　　　ノンレム睡眠で起こされたときの夢は、思考的な内容であることが多いとのことです。

　　　　　この人たちは、パーソナリティーテストの際の分裂病のスケールが正常値を超える値を示すことが

　　　　 あります。　この結果には、分裂病の火とは、右脳と左脳の連携に欠陥があり、あまり機能しません。

　　　　　加えて、レム睡眠とノンレム睡眠の差が、正常の人よりも小さいのではないかと考えられています。

   ★　健康な人は、レム睡眠の時に夢をみることが多いです。　レム睡

　　　眠の時の私たちの体は、弛緩しています。

　　　　そのおかげで、夢をみても、実行に移すことはないのです。　精密

　　　機械のような脳。神秘的です。