10.「情動伝染」とは? - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月08日更新

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10.「情動伝染」とは?

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「こころ」の不思議な話

感情はうつるんです!



小さな病院の待合室。
咳をしたり、くしゃみをしたりする人があふれ、
陰鬱な気分になります。

そこに元気な子どもが入ってきて、
ニコニコ笑い声が響く。
または赤ちゃんが母親につれられ入ってくると
とても機嫌が良く、笑顔を振りまく。

すると、こわばっていた身体がゆるんで、
気分が少し明るくなります。
もちろん、全ての人がそうなるわけではありませんが、
他の人も、幼い子の笑顔につられて、つい笑う。
暗かった待合室の雰囲気が、
なんとくやわらないでいくように感じる。

こういった
ある人の感情がある人へと感染(うつ)ることを、
心理学の用語で・・・、

 ★ 情動伝染(Emotional Contagion)

と言います。

「伝染」なんて、良い響きではありませんが、
そんな言葉を使うほど、感染力が強いのです。

いつも神経質でピリピリしている人が部長だったりすると、
部長がいるのと、いないのとでは
職場の雰囲気が、がらりと変わる会社があります。

その部長がいると部屋の中がシーンとしていて、
皆、仕事に集中しているように見えますが、
実は「部長が怒り出すのが怖いから静かにする」
という、目的の「取り違え」が起きています。

静かにするのは、仕事に集中し成果をあげるのが目的であって
部長の雷が落ちないようにと、配慮するのが目的ではありません。
そういった職場では、精神的なハンディキャップを背負いながら、
社員が仕事をすることになります。

もちろん、だらけるのはまずいですが、
極度の緊張を強いるのもよくありませんね。

人の感情は人へと感染していくものならば、
成果をあげるにふさわしい職場の雰囲気とは
どんな感情を持った人たちが集まるとことなのかを考え、
リーダーは感情の管理をしっかりしたいものです。

こういった話を聞き、努力して
笑顔をつくるようになったリーダーがいます。

素敵なことですね!

by EARTHSHIP CONSULTING