症状の違いによる漢方相談についてコラムを書いていますが、
今回は皮膚のお悩みについての漢方相談をご紹介します。
皮膚のお悩みは多岐にわたります。
アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、乾癬、主婦湿疹、赤み、かゆみ、、などなど。
また美容相談として、にきび、シミ、クマ、たるみ、乾燥肌、敏感肌といった相談もあります。
皮膚のご相談の場合、大切なのは、皮膚を見せて頂くことになります。
漢方では、皮膚の診断は致しません。
診断ではなく、皮膚の体質を見ていきます。
例えば、赤み一つとっても、真っ赤なのか、赤黒いのか、線上なのか、斑点なのかというように、色々な赤みの状態があります。
言葉だけの表現では個人差がありますので、直接皮膚を見せて頂くことで、捉えていきます。
そのため、ご本人が直接来て頂いた方がよりあった漢方薬をご紹介することができます。
ただどうしても本人の来店が難しいケースでは、写真を撮って頂くことで、ご家族の方が代診することができる場合もありますので、スタッフまで問い合わせください。
また皮膚の体質だけではなく、体内の体質も合わせてみていきます。
皮膚が不快な症状が出るようになった原因は皮膚を作っている内臓にあると考えますので、内臓の力を高めていくことが結果として体質改善となります。
そのため、皮膚の症状の漢方と、内臓の体質改善の漢方を合わせて体質改善して行くことをお勧めしております。
皮膚症状によって、実際にどういう漢方を使用して行くかは異なりますので、ぜひ直接店頭でご相談下さいね。
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