- 宮原 謙治
- 霧島住宅株式会社
- 工務店
対象:住宅設計・構造
基本的考え方は、人間は自然の一部であり、自然の恩恵を受けられる環境ですることが自然な生活であるということです。
神(自然)は、万物に対して自然の恵みを平等に与えられました。しかし、人間だけには、信仰する心と道具を使うことを特別に与えて下さったのだそうです。道具を使うために、人間は日本足で立って歩くことになり、そのため背椎が調整され、頭脳が発達し、無限の知恵を手に入れ、万物の霊長として地球に君臨することが出来るようになりました。
ところが、神の意志にそむき地球上をわがもの顔で荒らしまわり、他の動物や植物を迫害して来ました。人間社会だけが絶対であるかのように思い上がり、その知恵と財力をもって自己破壊を続けています。
日本の現代社会には、真実がなく虚栄・虚飾にに満ちた家庭生活は、身内による狂気や悲劇が続発しています。その原因を人々は深く知ろうともせず、他人事のように振る舞う姿を、滑稽に思うのは私だけでしょうか?
この現場レポートは、大阪府枚方市でご縁を頂いたT様ご家族との家づくりを通して、これからの家づくりのあるべく姿を考えてみたいと思います。