100点取れない東大生 <70点しかとれないからやりがいがある> - 組織改善・風土改革 - 専門家プロファイル

渋田 貴正
株式会社アントレプライト 代表取締役 中小企業アドバイザー
東京都
組織コンサルタント

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対象:人事労務・組織

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100点取れない東大生 <70点しかとれないからやりがいがある>

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私は昔から、テストで100点をとったことはほとんどありません。

小学校のころから、どんなテストでもたいてい1つはケアレスミスをして満点を逃していました。
都会の有名私立のテストはわかりませんが、私のような田舎の公立小学校ではテストは簡単で、
たいていは100点が取れるものです。それでもほとんど100点は取れませんでした。でも原因はわかっています。

誰でもできることをがんばりたくないからです。

中学校になると地力でやや差が出てきて、高校になると完全に差が現れます。できる人は常にトップ、できない人はできないグループで得点争い。
かく言う私も中学校ではあまりお勉強をしなかったので、高校に入った当初はできない人グループで得点争いをしていました。

しかし、1年生の中間テストのとき、試験前の1ヶ月間毎日3時間勉強して臨もうと決め、実際に3時間の勉強をしてから受けました。そして、その結果順位が大きく上がりました。 これで嬉しくなった私は、毎日3時間、休日は8時間勉強しようと決め、高校2年から3年にかけて継続しました。
その間も順位は上がり続け、高校3年の12月ごろ、ようやく模試での東大合格率が50%くらいになりました。

このように継続できたのは、テストで100点をとれないからです。小学校では100点は誰でも取れる、中学校でもがんばれば取れる、でも高校では良くて70点くらい。だから頑張れたのです。

誰でも100点を取れるテストで同じように100点を取ることには魅力を感じません。しかし、みんなが60点しか取れないテストで70点を取ることは、私のモチベーションを大きくかき立てました。

この姿勢は仕事においても、よくも悪くも影響しました。

例えば、経理にいて書類のチェックをします。誰でも時間をかければ100%チェックできます。だから私はほとんどの書類のチェックにおいて、見落としをしました。
どこがが違う。できる限りにおいて細心の注意を払ったのに。
毎回こんな感じでした。


一方、例えばエクセルでVBAを作成する仕事。
これは、その職場での先例がありませんから自分で作ります。誰でもできて100点を取れる仕事じゃない、でも作ったものはどこか改善の余地がある70点くらいの出来。
この仕事をしているときは、すごくやりがいを感じました。

私は、どちらが良い悪いを言っているわけではありません。私が一人で仕事をして請求書などの数字を間違えれば大変なことになります。この場合、数字をチェックできる方が必要です。
よく、適材適所といいますが、これは本当に重要です。仕事内容から考えて、あの人のスキルならこの仕事、と割り当てるのも組織ですが、各人のモチベーションが最大限に発揮される職場づくりも活性化や生産性アップのためには重要な要件となってきます。

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