経理とウェブ解析は色々な職種で役立つ - Webマーケティング全般 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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経理とウェブ解析は色々な職種で役立つ

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ウェブアナリストの視点 もしもウェブ解析を学んだら

最近セミナーでお話しした人から聞いた話です。

・会社から何でウェブ解析勉強するの?と聞かれたマーケティング担当者の方
 ウェブ解析というのは、行動計画を立てたり、施策の検証をするものですから、
 ウェブを含めたマーケティングの重要な手法なんです。
 という話にご自身も納得され、会社の承認を得たということ。

・ウェブ解析を勉強したいと会社に申請した企業のウェブ担当の方。
 上司からは、「ウェブ解析?そんなの出来ているんじゃないの?
 ウェブ関係しっかりやれているよね?」と言われてしまい。。。
 いや、そんなんじゃない。まだ全然。ウェブ解析というのは数字を眺めて
 一喜一憂するためのもんじゃないし、そこから施策とか社内共有とか、
 マーケティングへの展開が出来て初めて意味があるのに、
 そんなこと今出来ていない。。。。

ウェブ解析というのは誤解も多いようです。


皆さま、こんにちは。環の小坂です。

今年に入ってから、全国各地でウェブ解析のセミナー等をしています。

そこで感じるのが、ウェブ解析への関心の高まり。

1年前はウェブ解析コンサルタントやディレクタ、クリエイターに限られているように感じたニーズが、
企業内のウェブ担当者や、営業・広報・販促担当者、ウェブ業界以外の人へも広がっています。

そういう中で、
・私がウェブ解析出来るようになるとどんないいことがあるんでしょうか?
・会社・上司に講座受講や資格取得について説明するにはどうすればいいでしょうか?
という質問を数多く頂きます。

●経理を学ぶのは経理担当者だけか?

話がそれますが、皆さまの中で経理や簿記を学んだことがあるかたはどれぐらいいますか?
会計士・税理士等の士業の方や、企業内で経理をされる方は当然学んでいると思います。

社内の経理担当者が、経理のセミナーに参加したいと上司に言えば了承されるケースは多いでしょう。
営業や販促、開発等別の職種の人が上司に言うと「何で?」「ダメ」と言われるケースが多いと思います。

でも、下記のように上司に話した場合はどうでしょうか?
・営業担当者が
 顧客との営業折衝力をつけるために、損益計算や、顧客の利益計算に強くなりたい。
 なので、経理を勉強したい。
・ウェブクリエイターが
 自分の関わっている案件がどれだけ顧客の収益に貢献しているのか?
 自社の収益に貢献しているのか?を素早くわかるようになりたい。
 なので、収支計画立案や原価計算をしっかり理解したい。
ということであれば、大歓迎ですよね?

営業担当者もウェブクリエイターも数字に明るくないといい仕事は出来ません。
(私も色々なウェブクリエイターと仕事しましたが、
 経験が長くても、数字に暗い人はいい仕事が出来ないことが多く、
 数字に強い人は顧客満足度も高いというのは実感しています。)

●ウェブ解析を学ぶのはウェブ解析担当者だけか?

同様のことがウェブ解析にも言えます。
本業としてウェブ解析のコンサルタントをしている人や
リスティング広告等の運用をしている人は当然出来ないとまずいですが、
他の職種の人はどうでしょうか?

例えば、こんなことです。
・営業担当者が、
 ウェブの数字から顧客のニーズを考え、そこから仮説立案して
 営業活動に活かしたい。その結果を検証する能力も欲しい。
・ウェブクリエイターが、
 デザインやレイアウト・サイト構成を考える際に、現状のサイトの課題をしっかり把握し、
 どの指標を改善することが、効果を高めるのにいいのか考えた上で、
 デザインやサイト構成企画をしたい。
・コーディング担当者が、
 検索フレーズの効果を見たり、導線も参考にした上で、
 ヘッダー情報(メタタグ等)にどのように入れるべきか考えていきたい。
・企業のウェブ担当者が、
 外注先(制作会社・広告代理店等)と話をする上で、
 どの施策をどこと組んでやるのがいいのか、企業の目標・成果と合わせて考えたい。
 また、どの外注先の提案が良いのかも判断したい。
 その後もどのような指標について報告を求めていくのかも考えないと
 外注先のいいなりになってしまう。
・経理担当者が、
 ウェブの指標と会社の決算情報を合わせてチェックし、
 販促・プロモーションのパフォーマンスを検証したい。
 そのことで、現場にフィードバックも出来る。

このような話であれば、企業にとってウェルカムですよね?

ウェブ解析はウェブに関わっていない人には関係ないと誤解される方も多いですが、
・ウェブに間接的に関わり、それを活かす環境にある人は多い。
・ウェブ解析のデータは、ウェブ以外の活用出来る機会は非常に多い。
ということです。

渋沢栄一が「論語と算盤」を説いたように、「算盤」は非常に重要で、
経理のスキルが他の職種へもいい影響を与えるように、
ウェブ解析もいい影響を与えます。

ウェブ解析を体系的に学び、資格として証明する
「ウェブ解析士認定講座・試験」。
是非ご検討ください。

全国で開催しています。

詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.web-mining.jp/

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