一次面接のセッティング - キャリアプラン全般 - 専門家プロファイル

葉玉 義則
ニューボイスジャパン株式会社 代表者
キャリアカウンセラー

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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一次面接のセッティング

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人事の種明かし 中途採用
ある程度、書類選考が終わると、一次面接に向けて、人事では各種の社内調整を行っていきます。

該当部門の責任者(MG等)や、最終面接時の責任者(担当役員等)に、面接方針を確認し、その意向に沿って、応募者の振り分けを行ったりもします。

例えば、希望に近い人材像であれば、すぐに面接の段取りを取って欲しいとか、経験者で35歳以下なら、全員と会う手筈を整えてほしいとか、その時その時で、オファーの内容は違ってきますし、時には、当初の指示が面接過程の兼ね合いにより、大きく違ってくる事もあります。

応募者にとっても、就職活動における面接は重要な機会であり、もちろん必死で臨まれる事と思いますが、高い募集費を払って、人材の確保に努める企業の側でも、募集活動を通しての優秀な人材の確保は、事業の成長要因として、非常に重要な要素であり、希望に近い人材が採れるかどうかは、死活
問題でもあるのです。

そういった互いの事情を背景に、ここのところ(面接の場)は、まさしく真剣勝負(ガチンコ勝負)の場と言えるでしょう。

面接にかける時間は、通常30分〜40分程度ですが、大量採用かスポット採用か、応募者の数が見込める職種か、見込めない職種か、等々によっても、セッティングの状況は違ってきます。応募者が多く、まずは会って印象を確かめたい、等の社内要望に則りセッティングする場合は、アンケートを先にお願いし、面接は一人5分〜10分というケースも、珍しくありません。

何にしても、一次面接のセッティングは、人事担当者にとっても、中途採用のプロセスを進める上において、最高に期待と不安が交錯する段階でもあります。

さて、それでは、いよいよ次回、面接時における人事上の注意点について、お話し申し上げたいと思います。人事担当者は、応募者のどこを主にチェックしているのか。ご参考になれば幸いです。