- 葉玉 義則
- ニューボイスジャパン株式会社 代表者
- キャリアカウンセラー
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
該当部門の責任者(MG等)や、最終面接時の責任者(担当役員等)に、面接方針を確認し、その意向に沿って、応募者の振り分けを行ったりもします。
例えば、希望に近い人材像であれば、すぐに面接の段取りを取って欲しいとか、経験者で35歳以下なら、全員と会う手筈を整えてほしいとか、その時その時で、オファーの内容は違ってきますし、時には、当初の指示が面接過程の兼ね合いにより、大きく違ってくる事もあります。
応募者にとっても、就職活動における面接は重要な機会であり、もちろん必死で臨まれる事と思いますが、高い募集費を払って、人材の確保に努める企業の側でも、募集活動を通しての優秀な人材の確保は、事業の成長要因として、非常に重要な要素であり、希望に近い人材が採れるかどうかは、死活
問題でもあるのです。
そういった互いの事情を背景に、ここのところ(面接の場)は、まさしく真剣勝負(ガチンコ勝負)の場と言えるでしょう。
面接にかける時間は、通常30分〜40分程度ですが、大量採用かスポット採用か、応募者の数が見込める職種か、見込めない職種か、等々によっても、セッティングの状況は違ってきます。応募者が多く、まずは会って印象を確かめたい、等の社内要望に則りセッティングする場合は、アンケートを先にお願いし、面接は一人5分〜10分というケースも、珍しくありません。
何にしても、一次面接のセッティングは、人事担当者にとっても、中途採用のプロセスを進める上において、最高に期待と不安が交錯する段階でもあります。
さて、それでは、いよいよ次回、面接時における人事上の注意点について、お話し申し上げたいと思います。人事担当者は、応募者のどこを主にチェックしているのか。ご参考になれば幸いです。