ソニーの再建策 思い切って こんなのはどうか? - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

萩原 貞幸
株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
大阪府
経営コンサルタント/起業家

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対象:経営コンサルティング

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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ソニーの再建策 思い切って こんなのはどうか?

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12年3月期 過去最悪となる5200億円の連結赤字計上。

いつも私は思うのですが、

電機業界や自動車業界の大企業は

赤字となると、とてつもない金額を計上し

 

まさに、ハイリターン、ハイリスク業種。

上場しているから、そんな位置づけにする人は

いませんが。

 

中期計画においては、

2015年に売上8兆5千億円、営業利益率5%以上とのこと。

前CEOが2005年から、この営業利益率5%を掲げているものの

 

一度も達成せず。

 

テレビ事業は8期連続の赤字。

 

 

そこで、今後は

 

モバイルやゲームに集中するという。

一体、社内でユーザーとして

ソニーのゲームやモバイルを使っている人が

どのくらいいるものなのか?

おそらく少ないと考える。 

 

 

私が、考えるソニー再建策。

思い切りが必要。

 

大きく3パターン考えてみた。

 

 

1.若い層に 自由に発想させるため、

  社内ベンチャーをはじめ大企業ソニーを小口化してそれを育てていく。

 

今の経営形態は、効率化や「選択と集中」に踊らされて

結局、新発想することなく 同じことを繰り返す事業の展開に

なってしまっている。

ここには適応するという発想自体がない。

 

このままいくと、図体のデカイ恐竜みたいなもので、

絶滅も免れない。

 

そこで生き残るためには、会社を小事業体にもどし

各事業体が適応していくような体制にする方がよい。

これができるところが恐竜と違うところ。 

 

 

2.オジサンでもわかる事業をM&Aしていく

ゲームやモバイルといったところで

正直、平均年齢の高いオジサン社員には わからないことが多い。

 

ここは オジサン社員を活性化させるためにも

オジサンがわかる周辺事業をM&Aしていき生き残る策がある。

 

先般のオリンパスを本気で買収する。

 

お手本は、富士フィルム。

M&Aによって 従来からのフィルム事業を活かしながら

本当に新しい会社になっている。

 

 

3.経営者交代

 

それも大胆な交代。

この混沌とし時代。かつ移り変わりの激しい時代においては

先見の明をもつ起業家経営者、カリスマ経営者が

威力を発揮する時代なのです。

 

厳しい話 会社員の延長線上の社長では

乗り切れない。

 

現在、業種を問わず好業績を上げている企業の

トップは起業家精神を持った方が多い。

 

そこで、本当にユニクロの柳井社長や楽天の三木谷社長が経営してもらう

のは どうかと考える。

(資本がどうとか度外視してます。それぐらいトップの力に左右されるということが言いたいのです。)

 

 

個人的には、マクドナルドの原田社長を

 ソニーの社長にしてみてはと

 結構、本気で思います。

 

あのマクドナルドを増収増益体制に変えられた

経営手腕は見事だと思います。

 

この手腕をソニーへ。

 

 

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