大地震。建物にとって安全な場所と危険な場所。 - 各種の住宅設計・構造 - 専門家プロファイル

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大地震。建物にとって安全な場所と危険な場所。

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加藤幸彦(エス)です。


土地購入+新築を計画されるお客さまから、場所選びの相談を受けることがあります。

エスでは、お客さまの求めるライフスタイルを基本に、

・その場所の利便性や暮らしやすさ

・建築法規の地域傾向

・自然地形による環境特性

・災害時の安全性

..などを総合してアドバイスさせていただいています。


**


さて、この項目中、最近とくに重視すべき項目は、やはり「災害時の安全性」でしょう。

とくに、地震や地盤に関することに皆さんは興味があると思います。

そこで今日は、私が参照している資料のひとつ「地震に関する地域危険度測定調査(東京都2008年)」を紹介しておきます。

この資料は、東京で直下型の大地震が発生したときの「建物倒壊危険度」「火災危険度」などを、東京都の地盤分布や建物分布特性などに基づいて分析した資料です。


→地震に関する地域危険度測定調査(東京都2008年)

http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/bosai/chousa_6/home.htm


場所によっては、真っ赤に色分けされていて非常に衝撃的な内容です。

しかし、こういった資料をいたずらに不安を煽る商売のために利用するべきではありません。

この資料は、客観的な工学的見地によるものですが、割と危険側にたった検証であることを認識して、冷静に受け取り、判断していくべきものです。

そして、

これから住もうとする場所、今住んでいる場所に、どんなリスクがあるのかを客観的に把握して、新築やリフォームの方針に対して前向きに役立てていくべきだと思います。


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