- 森 久美子
- エフピー森 代表
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:生命保険・医療保険
こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。
入院した際、通常6人部屋などの場合はベッド代は入院費に含まれますが、差額ベッドを利用すると差額ベッド代が必要になります。
必ずしも個室とは限らず、4人部屋などでも差額ベッド代がかかることもありますね。
差額ベッドの正式名称は「特別療養環境室」といいます。
病院が差額ベット代を請求するには、病室のベット数が4床以下、一人当たりの床面積が6.4平方メートル以上あること、病床のプライバシーを確保するための設備があることなど一定の条件を満たしている必要があります。
差額ベッド代は、残念ながら健康保険がききません。高額療養費制度や所得税の医療費控除などの対象にもならず、全額が自己負担です。
さて、一口に「差額ベッド代」といっても、くらいくらいが相場なのでしょう?
料金は、希望する設備や病院などによって違いが大きく、1日1,000円程度から10万円以上の場合もあるなど差があります。
厚生労働省の調査によると、患者が負担した差額ベッド代の平均は1日あたり5,828円となっています。
1日5,000円くらいが一般的な金額、と考えていいみたいですね。
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