【ありがとうの不思議】 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

長坂 有浩
アリスカンパニー 代表取締役
東京都
経営コンサルタント

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対象:経営コンサルティング

寺崎 芳紀
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(経営コンサルタント)
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閲覧数順 2024年04月18日更新

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【ありがとうの不思議】

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コミュニケーションの達人になるために 言葉
この前ある会社に行ったときに、ふと壁紙に目が止まりました。
そこにはこんな一言が。

「世界一『ありがとう』と言う会社になろう」

すごく素敵です。
「ありがとう」という言葉だけでも素敵なのに、
「世界一」までつけているなんて。

「ありがとう」には、
「相手に対して感謝をする気持ち」が隠されている。

どんなときに相手に感謝をする?
相手が自分に対して「何かをしてくれたとき」。

子供のときにご老人に席を譲ったときに「ありがとう」という言葉が返ってきたら、
妙に照れくさくてでもうれしくてって経験はありませんか?

大人になったら、
いつのまにか人がしてくれることが「当たり前」になっちゃった。

上司が指示をして、部下が仕事をするのも当たり前。
だって自分は上司なんだもの。
タクシーが目的に連れて行ってくれるのも当たり前。
こっちはお金を払っているんだもの。

当たり前なんかじゃない。

相手は貴重な時間を自分のために使ってくれたんだもの。

「ありがとう」には不思議な力がある。

言われた人はその一言で気分がよくなる。
こころが「あたたかいもの」に包まれる感じがする。
そのうれしさで、相手に対して優しい気分になれる。

たった「ありがとう」の一言だけで。

相手に対する感謝の気持ちや評価していることを説明することよりも、
よっぽど「ありがとう」の言葉のほうが相手のこころに響きます。
頭で考える前に、こころに突き刺さるからね。

日常の中では、実は結構たくさん機会がある。
最初は意識を集中して「ありがとう」と言ってみたほうがいいかも。
油断すると言うタイミングを逸してしまうから。

相手が優しい気分になると、不思議と自分も優しい気分になれるもの。
お互いに優しい気分になったとき、コミュニケーションはすごくよくなります。

さあ、今日から、「ありがとう」。
相手の目をみていえたらそれは100点満点!


【今日の達人ワンポイント】
十の「頭で考えた言葉」よりも、一の「ありがとう」。