- 山中 昇
- 英検1級道場
- 千葉県
- 英語講師
対象:英語
今朝の英検1級道場では、高度な英語力を持つ受講生と読解問題に取り組んだ
私はいつも最初の段階で Mark of the creator という記事を使ってthatの重要性を認識してもらっている
理由は、これは814ワードの本文の中に何と30個もthatがあり、英語読解に必須要素のthatの本質を学ぶには最適の教材だからだ
関係代名詞、接続詞、同格、強調構文、指示代名詞などがてんこ盛りだ
さらに、動詞1個のあとのtoで始まる文章が2個続くスタイル(to----, and to----)が3か所もあり、英文構造を学ぶには最適だ
今朝の受講者は30個すべてについてスムーズに見極めたので読解については基本的に問題がないと判断し、さらに突っ込んで勉強していくことにした
また、接続詞としてのthatについて、基本に立ち返ってなぜ接続詞なのかという点も含めて解説した
それは、学校で習った説明では決して理解できなかったからだ
元々別々の文章をthatがつないで一つにしてくれているからthatは接続詞なのだ
だから、接続詞のthatの後には別の主語が入るのだ
一方、関係代名詞は直前の名詞を説明するものだからthat自身が主語になって文章が続く-----
こういうふうに教えてもらっていたら苦労することはなかった
thatの重要性確認の後に、theの重要性についても再認識する時間をとった
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