that との取っ組み合い 英語の正体見たり - 英語の文法 - 専門家プロファイル

山中 昇
英検1級道場 
千葉県
英語講師

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対象:英語

山中 昇
山中 昇
(英語講師)
白尾 由喜子
(英語発音スペシャリスト/英語プレゼン講師)

閲覧数順 2024年04月22日更新

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that との取っ組み合い 英語の正体見たり

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英語全般 読解

今朝の英検1級道場では、高度な英語力を持つ受講生と読解問題に取り組んだ

私はいつも最初の段階で Mark of the creator という記事を使ってthatの重要性を認識してもらっている 

理由は、これは814ワードの本文の中に何と30個もthatがあり、英語読解に必須要素のthatの本質を学ぶには最適の教材だからだ 

関係代名詞、接続詞、同格、強調構文、指示代名詞などがてんこ盛りだ

さらに、動詞1個のあとのtoで始まる文章が2個続くスタイル(to----, and to----)が3か所もあり、英文構造を学ぶには最適だ 

今朝の受講者は30個すべてについてスムーズに見極めたので読解については基本的に問題がないと判断し、さらに突っ込んで勉強していくことにした 

また、接続詞としてのthatについて、基本に立ち返ってなぜ接続詞なのかという点も含めて解説した

それは、学校で習った説明では決して理解できなかったからだ 

元々別々の文章をthatがつないで一つにしてくれているからthatは接続詞なのだ

だから、接続詞のthatの後には別の主語が入るのだ 

一方、関係代名詞は直前の名詞を説明するものだからthat自身が主語になって文章が続く----- 

こういうふうに教えてもらっていたら苦労することはなかった 

thatの重要性確認の後に、theの重要性についても再認識する時間をとった 

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