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Critical Thinking が描く「日本の子供の惨状」1

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日本の英語教育

日本の教育は脳の正常な発達を阻害しています。 長年続けている時代遅れの「丸暗記」、意見を構築する機会さえない「受け身」の授業、指導要綱の外枠さえあれば質など二の次。 

その「丸暗記」テストが子供たちの優劣を決める。 脳が驚いて発達をさぼるのも当然です。 一体何を目的の教育かと疑問です。

教育の目的とは、社会に生産的貢献の出来る人間を育てることと考えます。 「なぜ?」に始まり、科学的論理的に答えを究明し結論を導く能力を育てるのが教育の目的であるはずです。 

その能力は、人生の成功に大きな役割を果たし、ひいては社会を発展させる原動力となります。  教科書を「なぜ」もなく覚えてもその能力は育ちません。

その能力は、自然な脳の発達を阻害しなければ育ちます。  自由時間がたっぷりあり、多くのことを自発的に自然に経験していく過程で、脳の思考部分が育ちます。 丸暗記、問題集、機械的な宿題に忙殺される脳には無理なことです。 

「なぜ教育?」を問い直す教育制度への劇的な変換が必要ですが、道遠しに思えます。 教育をする立場の日本の大人も「考える教育」を経験していないからです。 

その結果、未だに、学力を上げるのは丸暗記のテストと、長い授業時間と、信じられないほど膨大な宿題だと信じ込んでいるようです。 

☹☹☹☹☹

地元の情報誌から「これからの教育」特集への執筆依頼を受け、こんなコラムを投稿しました。
「明日に向かって」「興味を持たせる教育」などのタイトルの中で、「日本の子供たちの惨状」というタイトルを付けました。

まったく機能していない日本の教育の現状への論理的・科学的分析なくして「これから」は語れないからです。

ここでは、Critical Thinking を使い日本の現教育をバラバラに解剖していくことにします。

Ask Questions. (Be willing to wonder.)

なぜ、何十年もこの国の教育は「丸暗記、膨大な機械的練習の宿題、それを試すだけの拷問にも値するほど頻繁なテスト」を繰り返しているのだろう?

子供たちの脳の発達を阻害してまで、毎日毎日「丸暗記、膨大な機械的練習の宿題、それを試すだけの拷問にも値するほど頻繁なテスト」を学校でやっているのはなぜだろう?

いやいや、もの好きにも程がある。 放課後にわざわざ塾と称するところで、また、「丸暗記の仕方、膨大な機械的練習の宿題の埋め方、それを試すだけの拷問にも値するほど頻繁なテストの練習」をしているのはなぜだろう?
同じやり方を続ける英語教育も全く機能していないですよね。(コラム「日本の英語教育のInsanity」)

Examine the evidence.

で、その「丸暗記、機械的練習の膨大な宿題、それを試すだけの拷問にも値するほど頻繁なテストの練習」の成果は?
現在の日本には、秒刻みで変わり行く世界の中で立ち往生している指導者しかいないのはどんな教育を受けたからでしょう?
法律を守ることさえ出来ないビジネスリーダーが続々出てくる現状は?

日本の大学の質低下が大いに叫ばれて久しいです。 世界では日本の大学は「遊ぶためのパラダイス」と揶揄されています。

不況の穴から必死で抜け出そうとする日本企業がどんどん外国に出て行き、外国人を採用しているのはなぜでしょうか?

日本の教育を受けて育った人材では使いものにならないのはなぜでしょう?

はてはて、困りました。
そろそろ本気になりましょう。

Define your terms. (教育とは何が目的なのかを定義)

テストが終わったら消えてしまう丸暗記、自由時間も読書時間も家族との時間もないほどの膨大な機械練習宿題、週末もテストテスト、おまけに夜遅くまでまったく同じ拷問を繰り返すために塾。 お金まで払って拷問。

その目的は?
どうしてもわかりません。

そこで色々想像してみました。
あ!

「面白いことも何もない。 将来への希望もない。 毎日は同じことの繰り返しを嫌々やっているだけ。 自分の好きなことが何なのかもよくわからない。 人生の大切な時期に、何かとてつもなく大きなものを見過ごしてしまったのかも知れない。 その大切な若い時期に思いっきり楽しむことなんてなかったかも。 よし!自分の子供にはもっと良い人生を歩んでほしい。 そのためには教育をつけなくちゃ。。。。。  うちの子にいっぱい勉強させて下さい!」

と、また同じ間違いを押し付けているのかも知れませんね。
「丸暗記と、機械的練習の宿題と、テスト」しか経験していない大人たちには、他に学習法があるなんて想像出来ないのかも知れません。

そんな親の要望に自動的に呼応しているのが、学校であり、それをビジネスに利用しているのが塾ですね。

例えば、数学。 
「数学! 苦手だったね~。 さっぱりわからない。」と冗談めかして話す大人が多いです。

公式を丸暗記し、意味もわからず数字を当てはめる機械的な宿題をし、塾で教わった解き方を暗記しなんとかテストを潜り抜けた大人です。
そんな昔ながらの方法がさっぱり役に立たないと身を持って体験しておきながら、なぜまた子供たちに同じ無駄な勉強方法を強いるのか、理解に苦しみます。 

現状を分析して前に進むというCritical Thinking が存在していません。

英語もしかり、です。

でも、学校の云うことに逆らえないから。。。
みんなそうやってるから。。。。

民主主義は個々の意見から始まるはずですよね。
まずは脳が破壊されつつある子供を守る親から声が上がれば変わっていくはず。

連載している「英語学習障害」も、実はこんな間違いだらけの日本式教育のせいかも知れません。

このコラムもそんなひとつの声になればいいと思い次回に続きます。
次回はEducational Psychology からの最新の科学的証拠を交えて「日本の教育」の間違いをあぶり出そうと思います。

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