「人からの評価」と「自己評価」のギャップ - コーチング全般 - 専門家プロファイル

根本 雅子
L.C.L. 根本 雅子 
経営コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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「人からの評価」と「自己評価」のギャップ

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貴方の自分への評価と、他の人から貴方への評価には、ギャップがあるかもしれません。

 

先日、クライアントさんが趣味で習っている絵画教室の展覧会がありました。

趣味で習っている方々の絵画教室の展覧会といえども、プライス付きで、展覧されているので、展覧会にいらした方が「絵」を買って下さる可能性もあるのです。

 

クライアントさんは、恥ずかしながらも、値段をつけながら、数点展示されました。

 

1点、彼女は展示するつもりなく、片付けていたら、絵を観に来たお一人の方が、話しかけました。

「その絵は、売れてしまったのですか?」

彼女としては、その絵はあまり上手くできず、仕上げの途中だったので、展示するつもりは全くなく片していたので、自分に話しかけられているとは思いませんでした。

 

すると、再び、「すみません、その絵は、いくらで売れてしまったのでしょうか?」との言葉が聞こえたので、ようやくご自分に話されている言葉と理解したのです。

 

彼女は、「お言葉ありがとうございます。そして、ごめんなさい。この絵は、まだ仕上がっていないので、売ってはいません。」と応えました。

 

すると、その方は、「その絵は、とても素敵です。色もタッチも独特で、私はとても好きです。もしも、売って頂けるのであれば、おいくらですか?」

との言葉。

 

彼女は、驚き、そして躊躇しながら、「本当に、この絵は売るような作品ではないのです」とお伝えしました。

 

その方は、「そう思っているのは、貴方だけです。私には、素晴らしい作品です。おいくらで売って頂けますか?」

 

彼女は、「それでは、○○ポンドで」と、お手頃ランチ程度の金額をお伝えしました。

 

その方は、「○○ポンドでよいのですか?是非、買わせて頂きます。素敵な作品が手に入って嬉しいです。」という言葉とともに、お支払をなさって、笑顔でその作品を持って帰られました。

 

自分の自己評価は、あまりあてにならないこともあるのかもしれませんね。

そして、このようなことは、ひょっとしたら、毎日の中で、様々な場面であるかもしれません。

 

傲慢になることとは違いますが、ご自分を低く評価する必要がないことを認識していると、何かが異なるかもしれませんね。

 

ご質問等ございましたら、どうぞお気軽にご連絡なさって下さいませ。

 

 

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