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認知症なんか怖くない!脳と体を鍛え「健康に老いる」には(1)

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我が国は世界一の長寿国であるだけでなく、どの国よりも急速に高齢化が進行中です。健康で元気なご老人が増えるのならばとてもおめでたい話なのですが、実際には認知症の高齢者が急速に増加しており、社会問題の一つとなっております。2010年現在の段階では、国内の認知症の患者さんは220万人もおりますが、20年後にはその倍近い400万人にまで増えると予想されています。

 

高齢者が認知症になると記憶や思考、判断に障害を来たし、生活行動やコミュニケーションに重大な支障を招きます。それによって生活に制限が生じ、老後の楽しみも奪われてしまいます。本人だけではなく、介護することを迫られた家族や親類にとっても、日々の生活や仕事にしわ寄せが生じ、出かけることもままならない状態となってしまいます。今や認知症は、高齢者とその家族の幸せを奪う深刻な問題となっているのです。

 

それでは人間が年を取ると、認知症は避けられない運命なのでしょうか。よく「もう年だから」とか「老化には勝てないから」といった諦めにも近い見方がありますが、決してそうではありません。認知症は加齢とともにやってくる自然現象ではなく、特定の原因をもとに発生する「脳の病気」なのです。病気である以上、その予防法と治療法が存在し、今すぐに取り組めば予防や治療がある程度は可能です。

 

すなわち認知症になりにくい生活習慣や脳の使い方を身に付け、もし認知症になってしまった場合でも早期のうちに発見し、早期に対策を立てることが大切です。それではどのようにすれば認知症を予防、または軽症で済ませることができるのでしょうか。それには認知症とはどういうものか、認知症にはどのようなタイプがあり、それぞれの原因は何かを確認しておくことが必要です。

 

認知症とは、何らかの原因で脳の細胞が死滅または機能が低下し、記憶障害や判断力低下などを来たして生活に重大な支障が出た状態を指します。これと似たような状態に「もの忘れ」がありますが、認知症とは似て非なるものです。老化によるもの忘れでは、体験の一部を忘れるだけで生活に支障はありませんが、認知症では体験そのものを忘れて新しいことを記憶できないため、日常生活に深刻な影響を生じてしまいます。

 

認知症を引き起こす原因疾患としてはアルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症(ピック病)などがあり、それぞれ原因が異なります。またそれ以外に正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫、甲状腺機能低下症も認知症を引き起こしますが、これらは適切に治療すれば完治が期待できる疾患です。さらに認知症と間違われやすい疾患として、うつ病やパーキンソン病、脳腫瘍などが挙げられます・・(続く)

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