20万人が3年以内に離職という現実

新卒の就職活動新卒の就職全般 2012-03-20 20:02

「2010年に大学・専門学校を卒業した人のうち、就職できなかったり就業後3年以内に離職したりした人が52％にのぼる」という今日の新聞記事。

この年に卒業した人だけでも、20万近くもの大学・専門学校卒業者（高卒者も含めると約27万人）が3年以内に早期離職しているという事実を重く受け止めなくては。

私たち大学のキャリア支援に関わる人間にとって、就職させることがゴール・目的ではないのだと改めて痛感しています。

記事の中には

『調査を行った内閣府は、学生が自らの適性や就きたい職業を十分に検討しないまま就職しているなどの課題を指摘した』

とありますが、これは「就活」のみでできることではないと考えています。

就職活動の準備としてではなく、大学での学びやさまざまな経験を通して、どのように自分自身の将来や、世の中について、仕事について考えていくことができるか。

そのためにキャリアカウンセラーとして、講師としてどのような支援ができるか、自分自身改めて考えさせられる記事でした。

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