- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
今日は「春分の日」お彼岸のお中日でもあります。
春分、秋分の日をはさむ前後七日間を「彼岸」と言いいます。
初日は「彼岸の入り」中心の日は「中日」最後の日を「彼岸明け」といって、
この七日間は、各寺院、家庭で彼岸会の法要が行なわれます。
「春分の日」は「自然をたたえ生物をいつくしむため」に、
「秋分の日」は「祖先を尊び、亡くなった人をしのぶため」に国民の祝日に定められています。
彼岸は、あの世(彼岸)の死者の安らかな成仏を願うのであります。
春分の日は、真西に日が沈む日でもあります。
この日、真西に沈む太陽は極楽の東門に入るといわれます。
この日の太陽を拝み、故人の霊を供養すると、迷わず極楽浄土に成仏できるといわれています。
私も、お墓参りに行って参りました。
お彼岸には精進料理を頂きますが、今日はいつもの天ぷらに加えて
春の恵み・・・写真の「こごみ」が手に入りましたので、これを一品添えます。
菜の花はからし酢みそ和えにして頂こうと思います。
「ぼたもち」も忘れられない(おいしい)お彼岸のお供え物です。
春は牡丹になぞらえて「ぼたもち」
秋は萩になぞらえて「おはぎ」と呼ぶと伝えられています。
「ぼたもち」と言いますが「おもち」のように搗きません。練りつぶして作ります。
おめでたい時のように「ぺったん、ぺったん」とにぎやかではなく
故人を忍びながら音を立てずに練りつぶしたのでしょうね・・・・。
いつ搗いたかお隣さんにも気づかれない「ぼたもち」「おはぎ」
実は「夜舟、北窓、隣知らず」と言う別名があるそうです。
夜舟はいつ着いたのかわからないことから「着き知らず」
北窓は月が見えないことから「月知らず」
いつ搗いたのか知らないことから「搗き知らず」とか・・・
お後がよろしいようで・・・・
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