5.「相互性の原理」とは?(1) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月07日更新

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5.「相互性の原理」とは?(1)

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「こころ」の不思議な話

与えるからもらえる「相互性の原理」(1)



前回「返報性の原理」について触れました。

「もらうと何かお返しがしたくなる」

そんな心の働きでした。

心理学では・・・これとほぼ同義の言葉に、

★「相互性の原理」(Reciprocity Principle)

があります。

「相互性の原理」は、「相互主義」「互恵主義」なども訳され、
社会学、政治学、経済学など広範囲で使用されている言語です。

ちなみに「相互主義」を辞書でひくと、こんな意味です。

《principle of reciprocity》
1 外交・通商関係において、
 相手国の自国に対する待遇と同等の待遇を与えようとする主義。*1
2 外国人に権利を与える際、その外国人の本国が
 自国民に同等の権利を与えることを条件とする主義。*2

なんだか難しい表現ですが・・・双方とも、

「相手が自分に対して何かをしてくれたら、
 それ相応のことを返します」

ということですね。

「あなたの国で、日本製品の輸入を認めてくれたら、
 そちらの製品も、輸入します」

と、こんなことです。

「互恵」という言葉で考えると、わかりやすいと思います。

「お互いに恵む」です。つまり・・・

 「互いの利益を尊重して動く」
 「互いの利益になるように考える」
 「互いの利益のために行動する」

といった意味合いになってくると思います。

『7つの習慣』という全世界でベストセラーなった自己啓発本が
ありますが、この本の中にある表現を使うなら

 ★Win=Winの関係((『7つの習慣』(著 スティーブン・R. コヴィー , ジェームス スキナー  キングベアー出版)

といったところでしょうか。

それは、「どちかが勝って、どちらかが負ける」のではなく、
双方ともに勝者になるよう考え、行動するということですね。

では、これを心理学では、どう考えるのでしょうか?

次のコラムで、考えます。
*1大辞泉*2大辞泉