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大阪の直下型地震

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昨日の朝にも少し書きましたが、偶然にも昨晩毎日放送のゴールデンで南海地震より、上町断層帯を大阪府は警戒していると言っていました。

南海地震は、ある程度予兆があります。微弱地震の回数が増えるとかです。東日本大震災の前にも兆候地震が頻発していました。
直下型地震は突然襲います。前兆も殆どありません。上町断層帯の30年間の発生確率は3%ですが、阪神大震災はそれ以下の確率でした。断層は何時動くのか全く判っていないのが現状です。

津波の心配はありませんが、地下鉄は河川からの浸水の恐れがあります。大阪市はマグニチュード7クラスの地震に耐えられる様に補強を完了していますが、液状化対策は行っていません。液状化することにより地下鉄の一部が浮き上がる恐れがあります。これはコンクリートに亀裂が入ることを意味します。河川付近で亀裂が入れば、水が入り込んできます。

番組は地下は安全と云っていましたが、慌てて逃げるのは危険と云う程度に思っておいた方が無難です。二次災害が発生しない程度に速やかに逃げることでしょう。

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