No.207 元ニッポンブランドを売るハイアール社の未来戦略 - ブランド戦略・ネーミング全般 - 専門家プロファイル

澤田 且成
アイディーテンジャパン株式会社 企業ブランディングコンサルタント
東京都
ブランドコンサルタント

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No.207 元ニッポンブランドを売るハイアール社の未来戦略

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No.207 元ニッポンブランドを売るハイアール社の未来戦略
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“選ばれ続ける仕組み”を設計するメールマガジン      2012.03.05

 ブランディングニュース『企業ブランド戦略の成功と秘密』

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みなさんこんにちは。
アイディーテンジャパン・ブランディングニュース編集局です。

さて、今回のブランディングニュース
『世界で活躍するニッポン・ブランド』は、今年に再発売となった
AQUAブランドとハイアール社の取り組みをご紹介します。

「AQUA」といえば、2006年に三洋電機から発売された
洗濯機のブランドネーム。

三洋電機自体は、Panasonicに吸収されたことから
このAQUAブランドの洗濯機も市場から一時は姿を消しました。

このAQUAブランドを含む三洋電機の家電事業を、2011年10月に
中国・青島市に本社を置くハイアール社が買収。

そうしてこのブランド商品が復活を遂げました。

「日本ではモノが売れない」とアジア市場をねらう日本企業。
それらとは明らかな逆風の中、立ち向かおうとするハイアール社は
どういった戦略に基づいて日本展開を図るのか。

今回はハイアール社の日本戦略と「その先にあるもの」を
考えていきたいと思います。

ハイアールアクアセールス
http://aqua-has.com/


*        *        *

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<本日の内容>
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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
元ニッポンブランドを売るハイアール社の未来戦略

[2] 編集後記

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[1] "選ばれ続ける仕組み"の事例:
元ニッポンブランドを売るハイアール社の未来戦略
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■ 世界シェア3年連続首位のメーカー・ハイアール社

日本には2002年に上陸し、
比較的安価で機能性の高い家電を販売してきたハイアール社。

2011年段階で、日本での認知度は46%に達し、
150億円まで売上を伸ばしてきました。

主に子どもをもつ世帯の消費者からは
「ふとんが洗えるくらい大きな洗濯機を安く生産する」ことで
その存在を知られています。

そんなハイアール社は、早い段階からグローバル展開を進め
2005年からは、次なるステップとして
「国際化ブランド戦略」段階に移行。

世界シェアは現時点で7.8%といわれ、
3年連続で首位をキープしています。

これは、中国で生産した商品を輸出する体制から
各国の市場において「現地化されたブランド」を
ハイアール社として生産、販売していく体制のようです。

しかし冒頭にも触れた通り、日本は少子高齢化が進み
市場としては期待値の低い状態。

さらに日本製の家電は、多機能・高機能であるものが
いずれのメーカーにも搭載されるという特殊な市場でもあり
価格や付加価値だけでは、販売計画すら容易に立てられません。

そうしたデメリットばかりが目立ってしまう日本市場に、
なぜ世界のトップ家電企業が目をつけたのでしょうか。

続きはこちらから。

⇒ http://www.id10.jp/brandingnews/120305

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