暮らしの中で「収納」をいかに工夫するかで、住まいの快適さはガラっと変わってきます。見た目にも、機能的にもスッキリと収納でき、お洒落なインテリアが実現できる「収納術」をご紹介します。
収納はモノをしまう機能のほか、写真のようにスペースを間仕切ることも可能です。 写真は以前このコラムシリーズでもご紹介しています、リビングスペースと書斎コーナーを両面使いの収納で間仕切った収納事例です。
リビング側は50インチTVとAV機器をビルトイン設置し、書斎側は趣味のワインやグラスを収納しています。 45センチの奥行きですが、両側から無駄なく使えるこのような両面使いの設計が可能です。
最近のTVは大型化しているため、どこでどのようにTVを見るのか設計の初期段階で検討する必要があります。 またTVだけではなく家電製品が空間の雰囲気に影響することがかなりあるため、使わない時は隠れている、または、違和感のないようスッキリと収納の中にビルトインする計画は、見た目にも機能的にも快適に生活できるポイントになります。
●関連コラム
キレイに収納する手法[http://profile.ne.jp/pf/masakai/column/detail/11751]
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
03-6379-4831
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