【最強ビジネスモデル】マネジメントのポイント。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最強ビジネスモデル】マネジメントのポイント。

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 【最強ビジネスモデル】  2012.03.06 No.0328
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友人からこんな話を聞いた。

その人の友人で優秀な営業社員がいた。
先物取引の会社でトップのセールスを
記録していたそうだ。

その彼は、営業成績がいいのに給与が
その実力に見合っていないと不満に感じていた。

それで、独立すれば、もっと稼げるに
違いないと思い、机一つの小さな
貸しオフィスで有限会社として独立。
HPも業者に依頼して作るが、
売り上げは上がらず、その後も、
稼げない時期が長く続き、
お母さんから援助してもらいながら
細々と続けていた。

最近は大学などに専門書を販売することで
少しまともに経営が出来るところまで来た。

その彼がしみじみと言っていたという。

「会社の名前があるから売れていた
 ということに気付いたよ」と。

そう、サラリーマンの時、実力のある人は、
この部分を見落としている。

経営者は、そんなことは
当たり前だが、社員はそう思っていない。

それは経験しないと
なかなか分からないものだ。

社員をマネジメントしていく時、
この社員との観点の違いを軽視すると
なかなか意思疎通が難しくなる。

別の言い方をすれば、
経営者としての苦労は社員からは
全く見えないという前提で接することでは
ないか。

ゼロから築き上げて来た経営者と
会社のリソースは前提条件という社員とでは
立っている場所も見えている世界も違うのだ。

もちろん、そんなこと
当たり前の事と思っているかもしれない。

しかし
これはほんの一例。

見えている現実も真実だと感じている実感も
経営者と社員は、まったく違うということを
意識する事で、理想的なマネジメントの糸口が
見えてくるのではないだろうか?

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■今日のまとめ

・社員は、会社のリソースや社名というブランドは
 当たり前に使えるものと思っている。

・そして、それを使ってしていることを自分の実力と
 勘違いしているもの。

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