簡単!年末調整!!(扶養控除編) - ライフプラン・生涯設計 - 専門家プロファイル

渡辺 博士
ワタナベマネークリニック ファイナンシャルプランナー
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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簡単!年末調整!!(扶養控除編)

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ライフプラン全般 年末調整
今のシーズン年末調整についての疑問が湧いてくる頃かと思いますので、簡単に確認します。

年末調整の時期になると、会社から緑色の書類を何点か手渡されるかと思います。
一般的なものを紹介すると、

「平成20年分給与所得者の扶養控除等申告書」
「平成19年分給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」

だと思います。

最初に扶養控除等申告書ですが、これは配偶者控除や扶養控除などを判定する書類です。
まず、平成20年分だということをよく見て下さい。
平成19年分だとすると、それは意味合いが異なります。

平成19年分は昨年末に提出しなければならない分です。
それをお持ちの方は、今年家族に変化のあった方だと思います。
例えば、結婚した、離婚した、子供が生まれた、親と同居を始めた、などです。
それらの場合、その内容を記入することで所得税が還付される可能性が大きく、しかも金額もそこそこになると思いますので必ず実行して下さい。

平成20年分はほとんど全員手渡されているはずです。
これは、来年1年間はどうなの?と聞かれています。

ポイントは配偶者や子供などが、対象か否かです。

平成20年分の申告書を提出する際に、平成20年中の所得の見積額と書いてある欄があると思います。
ここに来年の所得(給与収入総額ー給与所得控除額)の見積額を記入します。
(※給与所得控除額:収入金額が161万9千円未満の場合は65万円)

あくまで見積額なので深く考える必要はありません。
分からなければ、今年と同じくらいの金額を記入すれば良いのです。
ここが38万円以下であれば控除対象となります。
配偶者特別控除はもう一方の用紙ですので考えないで下さい。

扶養の用件は会社により異なりますが、所得税の用件とは異なりますので(同じ会社もある)社会保険などの扶養と混同しないようにして下さい。

次回もう一方の用紙を紹介します。

「年末調整」に関するまとめ