こんにちは。
花粉症で苦しみ始めた石川です。
さて、きょうのお話を。
人には「得手・不得手」があります。
自分が得意じゃないものを人並みに、いやそれ以上に出来るようになるには、相当の練習や覚悟や思いが必要になりますよね。
つまり、
簡単ではない
のです。
保険会社にも得意分野や不得意分野があります。
例えばがん保険に関してはあの会社が先駆者で、今も努力しているとか、経営者の保険はあの会社が一番だとか。。。
しかし、時に背伸びをしたくなる会社が出てくることもあります。
がん保険の分野で、あの会社に追いつきたいという強い気持ちで研鑽を重ねることもあるでしょう。
ここで、保険会社にわかって欲しいことがあります。
それは
自己研鑽は決して商品スペックだけではない、
ということです。
がんに関する周辺情報を集め、それを公開すること
がん患者の話を聞いて、それをサービスや商品に反映させること
そしてもっとも大事なのは
がん保険を真摯な気持ちで取り扱い、お客様に貢献する姿勢を変えないこと
だと思うのです。
そのためには、「保険給付で出来ないことを商品化しない」という基本的な姿勢が大事です。
何を言いたいのかというと、昨今、「言った者勝ち」のような雰囲気がこの分野には溢れているのです。
具体例はなかなか書けないのですが、
給付金を数千万円支払う保険を作っておきながら、しばらくすると、それを平気で半分以下の給付金に変えるような商品内容の変更
です。
このような変更を見ていると、この会社は本当に保険業を真剣に考えているのだろうか?と思います。
お客様には是非、このような保険会社の姿勢にも気を配っていただきたいと思います。
なぜなら、
一度契約すると、長いお付き合いになるからです。
お客様自身にこの選球眼をお持ちいただければ、おのずとこの保険業界も変わってくると思います。
もちろん、保険に携わるわれわれにも大きな責任があります。
それでは、またお会いしましょう。
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