小学1年生の担任補助の仕事は、区により差はありますが、小学校へ入学したての1年生のクラスに入り、子ども達の登校から下校まで、担任の先生と協力して、子ども達が小学校生活をスムーズに始められるように補助をする仕事です。
具体的には
登校時…担任の先生は教室で、補助は入口で児童を出迎え、靴や上履き、傘の置き方などができているか見守ります。
授業中…担任の先生は授業の進行を、補助は巡回し、手助けを必要とする児童がいないか目を配ります。
様々な環境で幼児教育を受けた子ども達が、初めて同じ教室で過ごすことになるため、子どもによってはいろいろな問題がでてきます。授業の間、じっと座っていることができない子や、一人で行動してしまう子ども、身の回りのことができずに時間に間に合わない子どもなど、個人差が大きくでてしまう時期でもあります。
一学期間の担任補助を2年間経験して、子どもが小学校へ入る前に親としてどのような子育てを心がけたらよいのかを、まとめてみました。順次投稿していきます。
その1 先生の話が聞ける子どもに
授業中はもちろん、授業以外のたとえば給食や休み時間の過ごし方や、そのほか様々なルールを覚えるのは、全て担任の先生の話を聞くところから始まります。
先生の方を向き、目を見て、心を落ち着かせ、聞く態度が大切になります。そのような態度を培うためには、親自身が、子どもの目を見てしっかり話を聞き、会話をすることが大切です。
このコラムの執筆専門家
- 大即 富士子
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- FPすまいる 代表
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子どもの金銭教育を中心に、家計管理セミナーやFP資格取得講座などを通じて大人の金融知識を高めることにも力を入れています。小学生の親子対象「こづかいゲーム」ワークショップとお母さん対象「家計管理セミナー」を中心に活動しています。
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