犬と住むということ(床編)3 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

敷浪 一哉
有限会社シキナミカズヤ建築研究所 
建築家

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対象:住宅設計・構造

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犬と住むということ(床編)3

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建築のいろいろ ペットと住む
次にコルク。
程よい弾力と滑りにくさ、そして水にも強いということで、ペット住宅の床としては良く好まれる材質です。
欠点は、その模様が嫌い という人が結構多いということ。
安アパートの床(クッションフロア)によくコルク柄が多いことから、悪いイメージが刷り込まれているようです。
この辺は好みですからなんともいえませんね。

あとはタイル。
これも犬にとってはいいですね。ただし屋外用のタイルを使わないと滑ります。
特に夏場、犬にとっては冷たくて気持ちいいんですよね。
欠点は、人間が素足で歩くことに抵抗が強い人が多いことでしょうか。他の素材に比べて値段も高い場合が多いですね。

その他
ビニール系の床ももちろんいけます。
リノリュームは天然材ですが、意外と臭いがするのと、水に弱いそうです。あまり実態を自分の目で見てないので良くわからないんですけど。
モルタルも意外に大丈夫です。我が家の玄関は墨入りモルタルなのですが、何度か犬におしっこされています。
モルタルは染みになると言われているんですが、以外に大丈夫ですね。しかし、これを室内に使うとなると、タイル同様素足での人間の感覚次第でしょうか。

ペットとの共同生活において、いろんな手法や仕掛けがありますが、とにもかくにも床の選択が一番重要なんです。