- 葛原 千春
- クロノグラム アーキテクトスタジオ 代表
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
住宅の設計は、ご相談のご連絡をいただき、敷地に関する情報を送ってもらいます。
そのあと下調べや現地を拝見してお客様と初顔合せとなります。
そのお打合せの席で、お客様から設計条件を伺います。
構造規模、ご家族構成、部屋数、各室の広さなど間取りを組み立てる際の基本情報から始まり
水廻りの条件やキッチンの条件などなど、色々な条件を伺います。
(もちろん、ご予算やスケジュールも)
そして、ひと通りお伺いした最後に「他にはもうご希望の点はございませんか?」と伺い終わります。
後日、平面プラン、断面図、面積表に最近は3D(イメージパース)を作ってプレゼンテーションいたします。
やっとここで本題。何を言いたいのかと言いますと。
お客様は初顔合せのヒアリング時にもっともっと
「こんな暮らしをしたい!」とか
「こんな空間にしたい!」など
夢を語っていただきたい!ということです。
ここで例えば・・・などと書くは野暮だと思いますので、止めておきます。十人十色だと思いますので。
本当にどんな事でもいいのです。敷地条件、ご予算、費用対効果、技術的に可能かどうか?など検討して我々造り手側が一生懸命考えます。中には実現不可能もしくは無理がある様なことかもしれませんが。
言うだけタダなんです。注文住宅なのです。夢ではなくて実現可能な事かもしれないのです。
ちょっとお願いなのですが・・・
そのような大胆なご要望は何卒お早めにお聞かせください。プランを煮詰めてからですと出戻りで結構大変!
お客様から初対面の人間に言い難い面もあると思いますので、言いやすい雰囲気作りが非常に大事だと思っております。
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