大きな壁面をどのように使うか、そして、その住空間のなかでどのように位置づけるかは、空間デザインを決定するうえでもとても大切な要素になります。
こんにちは。 サカイデザインネットワークの酒井です。 例えば、リビングルームで快適に心地よく過ごすためにはどのようなことを考えますか?
「ゆったりと寛げるソファをレイアウトする」 「大画面のTVを置いて映画を楽しむ」 「ライブラリーのような本棚を設え好きな本をコレクションしたい」・・・等々、もしそのようなことを考える場合には、どの壁面をその空間の中心的な役割として見るか、そして、その壁面にどのような機能性やデザインを考えるかが、快適に、心地よく暮らすための重要なテーマになります。
写真は、リビングルームの大きな壁面をアクセントウォールに位置づけ、素材や照明効果、TVの配置、飾り棚の配置など、機能的で美しくシンプルにまとめるためにデザインした事例です。 とくに大型化したTVをどのように配置するかは、その空間での過ごし方を大きく左右することが多いため、設計の初期の段階からその位置づけについて細かく考えることが大切です。
自分の暮らし方に合った壁面を考えることで、その空間はとても豊かに、快適になるものです。
●日常をお伝えしているブログ:酒井正人DesignDairy
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
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