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私が税理士になった理由(わけ)

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相続専門税理士はこう思う

皆さん、こんにちは。

今週初め辺りから、春めいた暖かい日が増えてきました。

暦の上では今年の19日が「雨水(うすい)」に当たり、要するに「雪を溶かす雨が降り始める時期」なんだそうです。この「雨水」の頃から、地方によっては「春一番」が吹いたり、ウグイスの声が聞き始めたりするので、昔は「農業耕作の準備を始める」目安となった日なのだとか…。

 

さて、今回のコラムは趣向を変えて、ちょっと税務の話から離れ、私自身のことについてお話させて頂こうと思っています。

 

お客様とお話をしていると、「高原さんは何で税理士になろうと思ったんです?やっぱり不景気だからですか?」とお客様に言われることがあります。

 

確かに、税務作業はお客様の多大な領収書や帳簿といった書類の山との戦いです。ましてや、相続税ともなると、何十年という長い歴史を築かれた被相続人様の人生の精算作業のようなものですから、その方の全財産の洗い出しには、気の遠くなるような帳簿や領収書、預貯金通帳、有価証券、土地、建物、美術品…といった膨大な数の評価・分類作業が待っています。しかも、実質的な評価作業はわずか半年前後といった短期間での勝負となります。

 

それらの財産をいかに見落とさず、お客様である相続人様の利益を損失させることなく、評価作業やアドバイスができるのかを含め、そのお客様の人生が自分の両肩に懸かっているのですから、責任重大です。

 

税務は細かく、面倒臭い作業…といった苦手意識をお持ちの方も多いことだと思います。

 

そんな税務の仕事を担う「税理士」という仕事を、なぜ私が選ぶ道へ進んだのかと言うと、正直、最初のきっかけは、「商業高校に行くと、女の子が多いから、女の子との出会いも多いぞ」と中学時代の担任の先生に「騙された」からなのです(笑)

 

実際には、女性の数が多くても、内気な性格が災いしてか、なかなか出会いには恵まれなかったのですが、商業高校で簿記の授業、パソコンの授業、模擬会社の経営、ビジネス文書の書き方等を習っているうちに、特に簿記というものがパズルのようで面白いと思ったことがきっかけでのめり込むようになっていったのだと思います。

それ以外にも、両親に手に職を付けるよう言われたのも理由のひとつですが、今思えば、自分に最初に簿記を教えてくれた高校の先生が、とても教え方の上手な先生であったことも大きいのだと思います。

会社のお金が増えたのはなぜか?⇒それはお客様に商品を売ったから…

会社のお金が減ったのはなぜか?⇒それは従業員へ給与を支払ったから…etc

このように、必ず簿記は「原因」と「結果」の関係で成り立っており、それがパズルのようにはめ込まれていき、会社の一年間の利益が決まっていく…。

簿記は結局そのパズルのパターンをいくつも勉強していくに過ぎません。

(相続税の世界も会社の決算と同様に、「原因」と「結果」の関係で成り立っていますよね。それはまた別の機会にお話しできれば、と思います)

 

そして、同じような名目の領収書であっても、経費で落ちるもの落ちないもの、同じようにAさんからBさんに贈られた財産であっても、特例が適用できる場合、できない場合…、税務や法規の世界は知識を持っているか持っていないか、法律を知っているかいないかで、大きく損得が決まります。

そんな知識を使って、知らなかったがために損をしている納税者の方、相続人の方の少しでも力になれるかも知れないという使命感が、今の「細かく、面倒臭い」作業を私に楽しく思わせてくれる動機となっています。

 

今にして思えば、思春期真っ只中だった中学生の私に、ちょっと不純ながらも商業高校へ進もうという前向きな動機づけをしてくれた中学時代の恩師、高校生の私に簿記という勉強の楽しさを教えてくれた高校時代の恩師という二人の恩師に導かれて、今の自分がここにいるのだと感謝しています。

お客様との縁もさることながら、本当に人と人との縁は不思議なもので、ちょっとしたきっかけで自分の人生を大きく変えてくれたり、自分の進むべき道を教えてくれたり、自分のあるべき姿を再確認させてくれたりしてくれます。

そういった縁に支えられ、また、そういった縁への感謝の気持ちを忘れずに、今後も事務所のモットーである「頼まれごとは試されごと」の精神を守り、「税理士」という使命を果たしていきたいと思う毎日です。

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フジ相続税理士法人/株式会社フジ総合鑑定 税理士

不動産鑑定士と協働。不動産に強い相続専門の税理士です。

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