- 敷浪 一哉
- 有限会社シキナミカズヤ建築研究所
- 建築家
対象:住宅設計・構造
結局この住宅のタイトルはまだ決まっていません。
先日最終模型を建て主さんにお見せしたら
「船っぽいね」と言っていたんですが、それをタイトルにはならないですからね・・・。難しいですね。
最終模型に太陽を当てて、陽の当たり具合を最終チェックしました。
ちょっと心配はあったんですが、なんとかキレイに陽は差し込んでくれそうです。壁に光の線をつけようと狙った階段上の天窓は、ぼやーっとした光になってしまいました。しかしながら逆にこのぼやーっと感が家族をふんわり包んでくれそうな気がします。
今回は、「掃除がしやすいように」との要望があったので、なるべく細かな凹凸をつけないようにしました。そうして出来上がったのっぺりとしたリビングにぼやーっとした天窓の光、部屋の中央に置かれた家族の象徴であるダイニングテーブルがひとつ。
ここでは太陽の光の動きだけが時を刻む唯一の要素で、ゆったりとした空気が包み込むような雰囲気になりそうです。
さあこれからは巷でも大きな問題になっている確認申請です。
コワイワー・・・。