A:良い土地を押さえられているからといって、売り建て住宅を選択するのも方法ですが、立地の良さを優先的に考えるのであれば、中古物件を探すのも方法です。
ライフサイクルが不安定な子育て世代は特にそうです。
子供の成長によって快適なライフスタイルがどんどん変っていきます。中古住宅であれば大胆に改造しても、未練がありません。また、新築住宅に比べて総額も安いです。
新築の半額程度で、新築同様にすることも可能です。
新築は、子育てが終わり、自分のライフスタイルが決まってから考えても遅くはありません。問題は人生の、その時々をいかに快適に生活するかだと思うのです。
若い頃に新築しても、人生の後半に建替えを決断しなければ、快適な家に住み続けることは出来ません。家の寿命が尽きると云うより、人間の方が変化してしまうためです。
ライフサイクルに合わせて家に気軽に手を加えられる方法をメール講座で勉強できます。
http://www.jin.ne.jp/oado/benkyou.html
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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