任意売却の仕事を通じて私が感じる言葉 - 不動産売買全般 - 専門家プロファイル

藤原 鉄平
株式会社カジハラプランニング 
東京都
不動産コンサルタント

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対象:不動産売買

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任意売却の仕事を通じて私が感じる言葉

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【任意売却という言葉】

任意売却という言葉は、経済情勢の関係もあってか、多くの場所で、知られるようにはなりました。 

任意売却の意味につきましては、参考までに、私のブログで、書かせていただきましたので、『任意売却とは?|任意売却・事業再生の道標』という記事をご覧いただければと思います。 

その昔は、任意売却といえば、良い印象を持っている方が少なかったものでありました。私の友人には… 

『お前、ヤ○ザみたいな仕事してるのか?』 

などと言われたものでした。 (※損切りの交渉を行うためです。)

それが今では、メディアの影響もあり、だいぶ知られるようになりました。本当に、メディアの凄さを感じる次第ではあります。(※それでも絶対的な認知度自体は、まだまだではありますが…。) 

認知度が高くなったのは、良いことの表れではないかと思いますね。 

任意売却の物件購入を考える、一般の買主さんも、既に任意売却について調査済みという方も多くいらっしゃって、取引自体がやりやすくもなったのも確かです。 

【任意売却の仕事を通じて感じる言葉自体の重み】 

ただし、任意売却という言葉の認知度自体はあがりましたものの、その一方で、大手を振って喜べる売却の形態ではありませんので、売主様及び買主様、各関係者方々に対しては、発する言葉の選び方においては、慎重に取り扱っていかなければならないのが現状です。

特に債務者の方々に対して、かなり気を使っております。 

基本的には、『大変ですけど、頑張って!!』とか、『一緒にこれから頑張りましょう。』とか、などの応援的なメッセージ的な言葉は、一切私は使いません。

理由は明確です。 債務者の方に更なる追い打ち(精神的な負担)をかけるからですね。 

住宅ローンの滞納をされている方を含め、個人事業主、中小企業経営者の方々は、これまで、散々、資金繰りに奔走して、苦しい状況を乗り越えてきたのでありまして、にっちもさっちもいかなくなって、最終的に任意売却の状態に至ったわけですから、これ以上、頑張れという言葉を投げかけるのは、ある意味、追い打ちをかけるのと同じことではあると考えらるのです。 

この理屈は、実は、事業再生の会社で、先輩コンサルタントから、面談をしながら学んだことなのですが…

これは、なにも任意売却の場合だけでなく、一般の方々の日常生活のケースにも当てはまることではないかとは思います。 

特に、昨年の震災が起きて以降、幾多のところで、『日本、頑張ろう!』という言葉を目にするようになりましたが、私にとって、これは、つらい状況に、更なる追い込みをかけているような気がしないでもありません。 

いつも頑張っているのにも関わらず、『もっと頑張れるはずだ!』と言われ感じる苦痛は、多くの人が感じたことでもありましょう。 

言葉というものは、何気なく発せられるものですが…言葉を発する前には、一呼吸して、 相手のためになる言葉がけをしていきたいと、本当に心の底から思う次第です。

今まで、任意売却の仕事を通じて、言葉の重さの意味を深く受け止めている次第でありますが、債務者の方々のつらい気持ちに対して、言葉を通じて、軽くしてあげて、更には、あえて言葉を投げかけなくても、わかってあげるような仕事をしていきたいとそう考える毎日ではあります。

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任意売却コンサルタント藤原鉄平

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