(つづきです)
以前「夫婦のコミュニケーション」のコラムで話をしましたが、多くの男性は自分の感情を感じることが苦手で、それがもとで夫婦のコミュニケーションがうまく行きにくいという話をしました。
しかし、子供にとっては、父親が感情を出すのが苦手というように映るのではなく「感情=弱虫」と思ってしまうのです。
そして、だんだんと感情を示さなくなってきます。
※もちろん他にも要因があることがあります。
このように子供に知らない間に影響を及ぼしている事をまず知るのはとても重要です。
「夫婦のコミュニケーション」でもお話しましたが、まず、男性は自分が何を感じているか?をしっかりと把握することが重要です。これは私自身が経験してきたことでもあり(笑)、実際の住まいづくりにおいて、ご主人と一番話してきたことでもあります。
そして次には感情を感じることは重要だという事を子供に態度で示すのです。「お父さん、たっくんと会えなくて寂しかったよ」など、感情を子供にしっかりと示してみましょう。
このコラムの執筆専門家
- 八納 啓造
- (建築家)
- 株式会社G proportion アーキテクツ 代表取締役
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「子供の住環境を考える」のコラム
子供とのコミュニケーション その7 前半(2007/11/13 12:11)
子供とのコミュニケーション その6 子供は感情の塊(2007/11/11 23:11)
子供とのコミュニケーション その5 叱るということ(2007/11/08 10:11)
子供とのコミュニケーション その4(2007/11/06 14:11)
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