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New York, Broadway で見た日本

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外国から見た日本

New York で今話題のBroadway Musical に。

まず超人気、当日プレミアムチケットが1000ドル以上もするという The Book of Mormon.
モルモン教だけでなく、宗教そのものを完全にこけにするという、さすがアメリカのパワーを感じる出し物。

もうひとつもCritics の評価が高い出し物。 Avenue Q。
賞も取ってるとか。

Avenue Q に住む人間模様を、現代のアメリカが抱える人種問題、ホモセクシュアル、経済格差、Self-Esteemの低下などをからめて映し出したもの。ま、筋書はともかく、問題が。

そのふたつのmusical に日本が登場した。
The Book of Mormon はちょこっとさりげなく。
Avenue Q にはどぎつく。

しかも、「え。。。。。」という日本が。

The Book of Mormon.
世界中に若い宣教師を派遣しているモルモン教。
例の白いワイシャツにネクタイを締め、髪を短く刈り上げたモルモン教の若い宣教師たちの派遣先が決まる場面。 

Norway! France! 指名された宣教師たちは大喜び。

Japan!
指名された二人組は、不思議な顔をしてこんな動作を。
両手の平を合わせ、両肘をぎこちなく水平に上げ、お辞儀をした。

あごは上げたまま、背中をそらした変なお辞儀。
タイと勘違い?  いやいや、アジア全体はこんな挨拶だとでも?

観客は笑った。

何かおかしい。。。

そのあとの内容より、その場面だけが気になって気になって仕方なくなった。
Avenue Q
大変。。。

登場人物のひとり、失業中のでぶい若者。 ワイフは日本からの移民。

江戸時代の娼婦みたいな化粧に、着物の長じゅばんみたいないでたち。
しかも、右前。
まさか、幽霊のつもりではないと思うけど。
しかもやたらうるさい。 ぎんぎらぎんに派出。

そして!  出たぁ!
舞台の正面でおもむろに観客に向かって、例のお辞儀。
手を前で合わせて。

だめだ、こりゃ。

これがアメリカの持つ日本イメージ?

戦後の頑張りで、エコノミックアニマルと言われ、ジャパンアズナンバーワンとも言われ、アメリカにもずいぶん進出して来た日本人。
一体どんなコミュニケーションを取り、どんな存在感を示して来たのかなと不思議。
未だに日本人のrepresentation が手を合わせるお辞儀と、娼婦のイメージ?

世界に出ている日本人は自分のidentity を主張してないのかも。
間違ったイメージに対しても、なんとなく困った笑いを浮かべて反論してこなかったのかも。
自己主張が出来なかったのかも。

英語の世界ではそれは大きな問題。
日本人の英語評価が低い重大原因のようです。

そう、実はその「日本人」登場人物の使う英語を聞いて、が~んを頭を殴られたような気になりました。
シナリオのセリフをしゃべる「日本人」の英語に、アメリカが持つ日本人の英語レベルを見ました。

単数、複数の区別がない。
動詞が抜ける。
動詞があったとしても、3人称単数のsがない。

こんな歌詞を登場人物が歌う場面。
“It sucks to be me.~~~~~!”

その「日本人」だけが
“It suck to me~~~~~!”

Sがない!
あとのラインも全部、Sがない。
それが日本人の英語。

私が何年も必死で生徒の脳に覚え込ませようとしてきた”S”。

Broadway Musical の日本人。
英語が超低能レベル。

英語の雰囲気にひたりに英会話学校。
意味もなく聞き流すだけの英語レッスン。
幼児から英語の音を聞かせて。

そんな勉強を未だにやってる場合ではないですよね。
もっと根本的に日本人の脳を変えないと。

動詞を正しく、しかも無意識に使えるように訓練する!
英語で自己主張が出来るように訓練する!

明日帰国です。
日本人の生徒のために動詞、自己主張訓練をもっと気合い入れて再開します。

よし!

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